2019・12・17、人生と道歌
[世の中に我より馬鹿はなかりけり、己が心で我を悩ます]
信仰をしていても、「自分を卑下したり、努力が足らないと責めたり、なんで神様と約束したこともできないのか?」などと、足らないことに目がいきがちです。
コツコツと積み重ねたこともあるはずなのに、目標が大きいためすこしの歩みでは、自分自身が満足できず喜べないようです。
物事の実態を把握できず判断を間違い、またわかっていながら変えようとせず、誤った道をたどるようです。
そこを、御神尊様は慈悲のまなこで私たちを見ながら、『おいおい、馬鹿なことはするな!』『自分の心で、自ら悩んでいるだけではないか!』
思もってみても考えてみても仕方がないことと、わかっていながら人をとがめかえす刀で、我を責めてしまい悩み続けるものです。
そのうちに、自分の馬鹿さ加減にあきれることになります。やります!