母の不満&老人の友人に対する至福 Bless for an old man's friend

2024年09月20日 21時52分00秒 | 介護

 暑さが今日を限りと36.7℃にまで

最低気温も25℃を超えて、25.3℃でした。

でも、本当にやっと明日からは猛暑日から解放されそうです。

 

 

 今朝も1周だけ歩きました。

お師匠さん宅

 

朝顔もすごいです

 

我が家の朝顔は西側のこの紫色が11輪。

南側はマゼンタ色と水色と

 

白色が各1輪ずつ咲きました。

バラはたくさん咲いていますが、ほとんど傷んでいたり、終わっていたり。

 

でも、蕾も次々と出ています。

 

あさイチで寄せ植えを作っていました。

私もこの紫色のトウガラシを使って秋色の寄せ植えを作ってみたいです。

 

 

 

 

 入院ごとに弱るとは言いますが、やはりそうかなと思います。

母は以前のようには活気がありませんし、口の周りも口の中の筋力も衰えて食べ物や飲み物が流れ出します。

調子がいい時には目もぱっちり開いて、食欲もあり、飲み込む力もありますが、そうでない時は・・・

その変動は日々変動ではなく日内変動。

今日は朝一番は調子良さそうに見えましたが、不調に

今朝はレーズンバターロール2個とエンシュア1本、卵1個、プロテイン1スプーンでパン粥を作りミキサーへ。

あまり食べず

でも、その後ヘルパーさんがいらして半分食べさせて下さいました。

9時半、看護師さんが来て下さいました。

昨夜来て下さった元気のいい看護師さん。

そうこうしているうちに12時。

うなぎ丼を作りましたが食べたのは3割くらい。

寝てばかりなのでお腹が空かなくて当然ですね。

午後からは大抵夕方まで母と2人です。

14時前、母が急に「夕飯、食べたかな」と言いましたので、

「まだお昼よ。食べる」と聞くと

「うん」

「食べてくれると嬉しいわぁ」と言いますと

「ほんとう」と言って目をぱっちり開けて嬉しそうにパチクリ。

こういう時は調子がいい。

この時は残りのパン粥を完食。

うなぎ丼も2口。

「もういい」と言ったのでお茶を飲ませて片付けていると、あっという間に又寝ていました。

次に起きたのは16時半。

うなぎ丼を完食したと思ったら、あっという間に不調になりプリンを口からだらだらと・・・。

そこへ夕方のヘルパーさんが1時間早い17時に来られました。

口が気になって顔も歪んでいましたので、注意をそらそうと久々にペロペロキャンディー。

最初口に持って行き、あとは手で持つように言いました。

ひとしきり舐めて休憩すると、なかなか次に手が口に行かず

「がんばれ、もう少し上。もう少しで届くよ」なんて言いつつ・・・

何だかまるでUFOキャッチャーみたいに思えました

この表現、ヘルパーさんに受けました。

その後、顔が歪んで不調そうでしたが、19時半にお薬を飲ませたら「何か甘いものが欲しい」と言いました。

レトルトのさつまいものペースト食がありました。

なかなか飲む込むのに時間がかかりましたが完食。

(71kcal)

その後、又、寝てしまいました。

今夜の看護師さんは22時。

ちょっと大変ですが、やはり来て下さると安心します。

23時以降の方もおられるようです。

「鍵ボックスを用意するから寝て下さっていていいですよ」と昨日言われました。

22時が交替時間のようで、準深夜から深夜に移るようです。

この夜間の看護師さんが今回、新しくルーティンに入りました。

9月17日(火)に退院して以来、毎日来て下さっています。

一応21時前後。

「朝までが長いし、最後にチェックをして安心して寝られるように」とのご配慮。

17日(火)20時45分~と18日(水)21時半~は男性の看護師さんでした。

病院に居る時は患者さんは幸せそうではないけれど、家に帰ると笑っている。

その笑顔が見たくて、病院勤務から在宅診療に替わったと言われていました。

19日(木)、昨日は2人の女性看護師さんが来られました。

おひとりは退院カンファレンスの時にお会いしていましたが、もうおひとりは初めて。

その方が今日の22時に来て下さいます。

昨日いらしたのは21時20分。

前日にラインで朝と夜の看護師さんの訪問時間が送られてきます。

明日明後日は週末のせいか2日分の予定が送られて来ていて、午前は2日間共リハになっていました。

昨日のこと、看護師さんが母に「何か言いたいことある」と聞かれました。

母は「たくさんある」と言いました。

なかなか聞き取れないのですが、根気よく聞いて下さり「じゃあ、毎日ひとつずつ聞いて行こうかな。何が一番困ってる

母「朝、口が渇く」

続いて2番目に困っているのは「何もいないのにそこへ何かいる気がする」

看護師さん「そうなんね。いないってわかっているのね」

母は一生懸命話しました。

3番目。

「話を聞いてくれん」

看護師さん「誰が

母「〇〇〇(私の名前)」

看護師さんは「娘さん、こんなにがんばっているのに救われないねぇ」と苦笑。

そーかー、母はもっともっと話を聞いてほしいんだわと私は反省。

あの詩を思い出しました。

 

 

老人の友人に対する至福 Bless for an old man's friend

 

私のよろける足どりと、ふるえる手を、理解してくれる人は幸いです。
Blessed are the people that understand my staggering foot and my hand's trembling.

 

私の耳は、人のいう言葉を聴きとるためには、大きな努力が必要であることをわかってくれる人は幸いです。
Blessed are the people who understand that great effort is necessary to hear the words of other people.

 

私の目はうすくなり、私の行動はのろいということを善意のうちにわかってくれる人は幸いです。
Blessed are the people who understand in good faith that my actions are slow and my eyes are growing thinner.

 

私がコーヒーをこぼしても、かわりない平静な顔をしてくれる人は幸いです。
Blessed are the people whose calm face does not change even though I spill my coffee.

 

しばらく立ち止まって、明るくほほ笑みながら、おしゃべりをしてくれる人は幸いです。
Blessed are the people who stop for a while and talk with a bright smile.

 

「今日はその話を二度も聞きましたよ。」と、決して言わない人は幸いです。
Blessed are the people who never say "I heard that story twice today."

 

楽しかった昔を取り戻す方法を、知っている人は幸いです。
Blessed are the people who know how to bring back the joy from long ago.

 

私が愛されており、ひとりぽっちでないことを、教えてくれる人は幸いです
Blessed are the people who taught me that I am loved and not alone.

 

私には十字架を荷なう力がないことを、わかってくれる人は幸いです。
Blessed are the people who understand that I am not strong enough to carry the weight of the cross on my shoulders.

 

愛情深く、人生の最後の旅路の日々を、なぐさめてくれる人は幸いです。
Blessed are the people who will with love celebrate the last days of my life's journey.

 

 

<老人の友人に対する至福 (幸いな人)>
(桐生聖フランシスコ修道院 ブレビアン・ウォルシュ神父作)

(Written by Kiryu St. Franciscan Monastery Fr, Brevian Walsh)

 

 

結構台所に立って料理を作っている時間やあれこれ用事をしている時間が多いですから・・・

食事をさせる時はベッドサイドに座っていたり一緒に食べますが、食べているので喋れないですよね

忙しいけれども、母はそれよりもまったり座って話してくれる方が当然ながらいいわけです。

この昨夜の話を朝のヘルパーさんにしたところ「毒舌がかえってきたなぁ。いいことだ」

母は昔から「この子が大きくなったらお姑さんのや小姑にされたことを話そう」思って我慢して大きくしたと何回か言ったことがありました

何回も聞かされましたが(実際、母をかばったこともあり)、「でも、そんなことばかり言って、相手は何とも思っていないのに、お母さんだけいつまでもこだわっていたら不幸だし損じゃない もう忘れて幸せになろうよ」と何回か言ったこともありますが、そういう時は不満そうだったっけ。。。

昨夜はその後、肩呼吸をしてしんどそうに見えましたので心配でしたが、酸素を計っても良かったので「大丈夫よ」というとあっという間に寝て、寝た途端に肩呼吸は収まりました。

 ということで、今日は反省して何度か心して聞くようにしました。

何か、昔、知人に約束したことを果たしていないのが気になっていると言っていました。

「大丈夫よ。その人も忘れているかもしれない」と慰めにもならない言葉を言いましたが

 

 

 

 今日も果物の写真を撮るのをすっかり忘れていました~

 

 

 

 

 間もなく看護師さんが来られます。

もうお風呂にも入ってすぐに寝られる体制にしています。

エプロンドレスを上から着ていますので、それを脱ぐだけ。

 

 

 

 

 

 

・°*100歳までのカウントダウン

母100歳まであと234・°*

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2024.9.20

 

徳慧(とっけい)の学問、
即ち広い意味において道徳的学問、人格学、
これを総括して人間学というならば、
この人間学が盛んにならなければ
本当の文化は起こらない。
民族も国家も栄えない。
━━━━━━━━━━━━━━
安岡正篤(東洋思想家)
○月刊『致知』2024年10月号
特集「この道より我を生かす道なし
この道を歩く」総リードより
━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

★[ECCJ] 今日(9月20日)の珠玉のリーディング


エドガー・ケイシー

 

飲食にせよ、喫煙にせよ、何であれ、全てにおいてほどほどにするが良い!   節度が成功、あるいは長寿の秘訣である!

Better to be moderate in all things, whether eating or drinking, or smoking, or what! MODERATION is the key to success or longevity!
(294-130)

 

 

 

 

 

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こんにちは、バラ十字会の本庄です。


━…………………━

文章を以下に転載していますが、考えさせられる、テーマをより深く理解するための写真とイラストが挿入されていますので、下記のリンクをクリックしてお読みください。

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1149060&c=3304&d=ed84

(進歩とは?その類義語|「進歩」と呼ばれている全てのことがほんとうに望ましいことなのか)

━…………………━


明後日は秋分の日ですね。

東京板橋では、キンモクセイが町のそこここに薫るようになってきました。


いかがお過ごしでしょうか。



◆ 進歩(progress)とは?その類義語

進歩は、あいまいな言葉です。文字通りには「進み歩む」ことですが、比喩的に用いられて「肯定的(プラス)に変化していくこと」を指します。

何が肯定的かということは価値観に関わっているため、何が進歩かということは、それを語っている人の価値観に左右されることになります。



これからご紹介する文章では、フランス語での進歩の類義語が取り上げられますが、日本語では進歩の類義語としては、「発展、発達、進展、展開、開花、発達、上達、向上、増進、躍進」などが挙げられます。


◆ 進歩主義(progressivism)

進歩主義は英語の「プログレシビスム」(progressivism)の訳語で、「革新主義」と訳されることもあります。



進歩を重視する態度を単に意味することもありますが、特に、1900年~1920年にアメリカで起こった、極めて多様な内容の政治改革と社会改革の運動のことを指します。

そこに含まれているのは、たとえば、自由放任主義経済からの脱却、労働者の法律による保護、禁酒法などです。



プログレシビスムという語は、進歩主義教育(progressive education)を意味することもあります。

それは、19世紀末に米国で起こり1910~1930年が最盛期だった教育改革運動です。

この運動は、プラグマティズム(実用主義)を唱えた米国の哲学者ジョン・デューイ(1859-1952)の考え方をもとにしており、教科に関する知識の習得よりも、具体的な生活経験を通した学習を重視しました。


▽ ▽ ▽

当会のフランス本部代表のセルジュ・トゥーサンが、自身の人気ブログに「進歩について」という題の文章を書いていますので、その翻訳をご紹介します。


◆ 進歩(progres)について

(写真:バラ十字会AMORCフランス語圏本部代表セルジュ・トゥーサン)


・ 進歩の定義

辞書を調べると、進歩とは「ある理想に向かって徐々に進む変化の過程である。同義語は改善(amelioralion)、発展(developpement)、完成(perfectionnement)」と書かれています。

この定義が示唆しているのは、あらゆる進歩が前向きで、役に立ち、必要なものであるということと、進歩は、より良い何かに向かっているということに思われます。



ほとんどの人が、あらゆる分野の進歩について、このような考えを持っていることでしょう。

そして一般に、このイメージとともに「技術の進歩」、「科学の進歩」、「医学の進歩」、「芸術の進歩」、「社会の進歩」のことが語られています。

(イラスト:進歩のイメージ)


・ 人類は多くの分野で進歩を遂げてきた

人類が多くの分野で進歩を遂げてきたことは否定できません。

このことを確信するためには、先史時代、古代、中世の人間の生活環境について考えてみるだけで十分です。

20世紀の初めまで、地球の住民の大部分は「悲惨」とまでは言えないとしても、貧しい生活を送っていました。

飢餓や伝染病によって、何万人もの人たちが亡くなるということがたびたび起こっていました。



もちろん今日でさえ、一部の国はあらゆる種類の困難に苦しんでおり、社会的、経済的、科学的にも、医学レベルという点でも、それらの国は、真に進歩を遂げたとは感じられません。

明らかなことですが、それはとても残念なことです。

(写真:建設中の住宅)


・ 「進歩」と呼ばれているすべてのことが、ほんとうに進歩なのか?

一方で、いわゆる先進国において進歩と呼ばれているすべてのことが、本当に進歩なのかという疑問があります。

個人的に、私はそうは思っていません。

たとえば動物のクローニング(訳注)は、人間にさえ行われようとしており、倫理的に見てあらゆる意味で有害です。


訳注:クローニング(cloning):同一の遺伝子の組み合わせを持つ個体を複数得ること。



一部の豊かな人たちが宇宙旅行を体験できるようにするために、スペースシャトルを作ることはどうでしょうか。

各種の電波やGPSを検知したり、運転を容易にしたりすることが想定されている他の多様な機能のガジェットに運転者が困惑してしまうほど、ますます高機能で洗練された自動車を製造することはどうなのでしょうか。

大部分の鉄道駅で、切符の販売が行われなくなったことは進歩なのでしょうか。

ますます多くの消費財を、その多くが使われないことを承知で生産することはどうでしょうか。

会社のある部門の従業員をロボットに置き換えたり、過度に機械化したりすることによって、従業員が職を失うことは進歩なのでしょうか。

インターネットやテレビの前で人々が何時間も過ごすように仕向けることは進歩なのでしょうか。

このような例はまだまだたくさんあります。

(イラスト:ロボットと人間の協働)


・ 自分勝手に、他の人たちを幸せにしようとしない

私の考えでは、どのような分野でも進歩の名のもとに、人間の総合的な幸せ、尊厳、アイデンティティーが損なわれることが決してあってはなりません。

進歩だとされる試みに対して、それが、人間の幸せに真に貢献することが確実かどうかという、慎重な配慮が常に払われるべきです。

残念なことに、進歩主義者を自称する多くの人が、あまりにも多くの場合、「自分勝手に、他の人たちを幸せにする」ことに力を注いでいます。

つまり、他の人たちの本当の望みや必要を考慮することなく、進歩を強要しようとしています。



さらに、このような人たちの多くは、人生の物質的な面だけを考慮しているので、彼らの進歩主義は明らかに、精神性の重視(spirituality)という視点を欠いており、そのため必然的に、人間性を尊重しないものになっています。


参考記事:マニフェスト『バラ十字友愛組織からあなたへの訴え』(精神性の重視/人間の尊重/環境の保護)

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1149061&c=3304&d=ed84


・ 道徳面、知性面、心の気高さという面での進歩をうながす

人間の生活状態を改善するために、物質面での進歩のために努力しなければならないのは確かなことです。

しかし、道徳面、知性面、そして心の気高さという面での進歩をうながすことが、同じように重要だと私には思えます。

もし、あらゆる社会的立場のすべての人が、倫理と心の気高さのことをさらに重要だと考えるようになれば、世界は今よりもはるかに良くなるだろうと私は思います。



このことが意味するのは、すべての人が、自分の考え方と行動を進歩させる必要がある。つまり、それを前向きで他の人への思いやりに満ちたものに変え、自分の個人的利益と社会の利益のために実際に行う必要があるということです。

このことはまさに、バラ十字会に伝えられている哲学とテクニックを活用して、バラ十字会員の多くがなし遂げようと努力している事柄にあたります。


バラ十字会AMORCフランス本部代表セルジュ・ツーサン



著者セルジュ・トゥーサンについて

1956年8月3日生まれ。ノルマンディー出身。バラ十字会AMORCフランス本部代表。

多数の本と月間2万人の読者がいる人気ブログ(www.blog-rose-croix.fr)の著者であり、環境保護、動物愛護、人間尊重の精神の普及に力を尽している。

(イラスト:知性よりも心を重視する)


△ △ △

下記は前回のセルジュ・トゥーサンの記事です。


参考記事:『ヒューマニズムとは何かを簡単に解説|その精神と意味と歴史上の運動』

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1149062&c=3304&d=ed84


△ △ △

再び本庄です。


このメルマガの次回の配信(9/27)では、季刊雑誌『バラのこころ』の無料プレゼントがあります(電子書籍版のPDF)。

どうぞ、お見逃しなく、手に入れてください。



今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。


また、お付き合いください。(^^)/~



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■ 編集後記

サボテンの花が咲きました

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1149063&c=3304&d=ed84

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コメント (2)
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