良く言われる言葉。
そして今は「褒めて育てる」時代だと。
特に育つ(育てられる?)本人たちからよく聞きます。
たしかに私の世代のように1学年10クラスもあったような小さい頃から競争社会で育った世代と
ゆとり教育に代表されるような環境で育った世代の差は激しいと思います。
前者には叱って育てる、後者は褒めて育てる・・・一般的です。
ただ実際に育てる立場の人間からすると本質は「一緒」。
人間は育てられるのではなく「自分が本気でやりたい」と感じた時に「自ら育つ」のです。
だから私の役割はその気づきの機会をどれだけ与えられるかだけです。
叱ろうが、褒めようがその手法の違いだけでしょう。
私は数年前までは「叱って」ばかりいました。今は努めて「褒める」ようにしています。
社員に迎合しているのではなく、その本質を理解したので初めは「褒めて」駄目なら「叱る」。
ただ「叱って」ばかりいたころのほうが業績は伸びました。でも雰囲気は・・・。
今は雰囲気は良いですが、業績が・・・・。
結局、悩みはつきません。