機能別組織。縦組織。命令一元性の原則。マニュアル化。前例主義。官僚主義。
上司の仕事。部下の役割。ルールが大事で決められた事以外はしない(してはいけない)。
これらの形態が機能したのは平成初期まで。
特に日本の雇用形態や産業構造、そして精神性とマッチしていた。
でも結果、この改革の遅れが日本を、多くの会社を衰退させた。
需要が増加する時代は良い。ニーズも一定だから同じ事やっていても業績が上がる。
同じ事だけを前例基本に行うことに向いている形態だからそれでよかった。
ただ現在のように需要は減少し、ニーズの多様化かつ先読み(ウォンツ)が必要で
競争がボーダレス化した時代にはとても通用しない。
前時代型組織は、ルール外に縛られ、新たな発想なく、イノベーションが生まれない形態だからだ。
特にアットテーブルのようなコンサル・マーケ業は全くの逆機能となる。
共通の目的を持ちながらも、自律した個のあつまりの小さなチームからなるチームとなり
会社全体として個をバックアップしていく自律分散型組織。私はそれらを追求している。
ただ世の中、昭和・平成世代の多くがいまだに(自分の過去視野からなる)幻想をいただいている。
結局、自ら変化ができないから自分の知る範囲で守りに入り、過去の経験、今までのルール、かつての組織
自分がやりやすい上下関係を声高に叫ぶ・・。
時代変化に対応できる優秀な人も多いのに、それらの無自覚が大きな障害となっていると感じる。