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人生の交差点

趣味人( シュミット )のブログへ、
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まだ思い出すと怒りがぶり返してしまうが、飲酒による悲惨な交通事故を忘れない為に、また警鐘を鳴らす為にも記しておこうと決断した。


久しく会っていなかった友人が、交通事故に遭い帰らぬ人となった。


田舎町で起きた悪質な飲酒運転による交通事故だったので、報道でも何回も取り上げられた。

最初の報道では犠牲となった友人の名前が伏せられていたので、単に痛ましい事故だなぁというくらいだったが、故人の同級生が私に連絡してくれて彼だと知った。
電話の向こうで必死に涙をこらえる震える声に、なぐさめの言葉が見つからなかった。

事故は雨の中の深夜1時。

原付バイクで新聞販売店のアルバイトに向かう途中、信号機付き交差点を青で直進しているところに、右折してきたバンにはねられ即死。

そこは警察署の目と鼻の先。警ら中の警察官が目撃しており、運転手は緊急逮捕。飲酒運転の基準の6倍もの数値が検出され、暴れたり大声を出すなどして取り調べは5時間後の明け方になってようやく始まったとの事。

加害運転手の男は、震災関連の仕事で京都から出向いていて、不覚になるまで飲んだうえ、ハンドルを握るという悪質極まりない大馬鹿者。

通夜に参列し、故人が働いていた新聞販売店とは別の職場の代表者と二、三言葉を交わしたが、違和感があった。

「 うちの会社の部長をしてもらってたんたが、昨日も元気に働いていたし、信じられんよ。」と。

会社?部長?部長が深夜のアルバイト?

供花には会社組織を謳ってあったが、法人化されたなんて聞いたことがなかったし、部長の地位を与えながら何で深夜のアルバイトに精を出さなければならなかったのか?!


…………………………




あの地震さえなければ、わざわざ他県で人の一生を踏みにじる事はなかったろうし、職業アルバイトとしか発表されなかった “ 部長 ”の肩書きに見合うサラリーがペイされていたら、あの時刻にそこを通らなかっただろうに。

人生の哀しい交差点。


お見苦しい恨み節にお付き合わせてしいまして、申し訳ございません。

飲酒運転撲滅にご協力をお願い致しますm(_ _)m


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