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趣味人が観た ’15 天プラ パート2

趣味人( シュミット )のブログへ、
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’15 天プラのレポート第二回目は、1/35 AFVを中心にお送りします。



下関 巌流会 イノチェンコ氏 作品

陸自61式戦車(ファインモールド)
(以下、縮尺はことわりのない限り1/35です。)

砲身付け根のカバーの表現、上品なドライブラシが秀逸。

今回、AFVの塗装をしっかり目に焼き付けておきたかったので、イノチェンコ氏の作品に集中してリスペクトしてしまいました。
以下も同氏の作品です。



A7V クルップタイプ 1918年( ドラゴン )
何とも言えない統一されたトーンのカラーリングです。



FV601サラディン Mk.Ⅱ( ドラゴン )
これに似たような陸自の装甲車に2車線道路で並ばれたのですが、タイヤ自体が我が愛機のルーフをはるかに超えていたので、ビックラこいてしまいました(O_O)

そんなのどうでもいいから、模型の感想を書こうね~。



シュコダPA-Ⅱ ゼルバ 1924 ( タコム )
どっちが前だか後ろだか、分かりません。
ほのぼのとしたカモフラージュが、まぁるっこいボディーに似合ってます。初めてこのアイテムを、メーカーを知りました。

天プラの展示会は、ジャンルの垣根無く展示してあるので塗装表現、技法もしっかり自分の作品にフィードバック出来る(腕があればの話)ので、目の肥やしになります。



T-34/85 フルインテリア( AFVクラブ )

ディスプレイの工夫がなされた力作です。

この見せ方は、初めてです。

ここがおもしろい。

何が何でも地に足を着け、常識的な飾り方でハッとさせるには、余程の稀有なアイテムか馬鹿でかい( あるいはその逆で顕微鏡クラス )もので惹きつけるしかないが、三次元を効果的に使うと『 こいつは観てみたい 』と思わせるエネルギーが生まれてくるようで、参考になります。

と、作品カードも添え方( 内容 )に工夫がされたものは、その作品の魅力の一部になっているように思います。



楠野氏 作 ドイツ 88ミリ砲
( メリットインターナショナル 1/18 )

別物ですが、タミヤ1/35の映画のワンシーンを思わせるような箱絵が描かれたMMシリーズの中でも大きめの箱に、ぎっしり詰まったパーツからは、出来上がりはそう大きくならないとはつゆ知らず、ワクワクさせられる魅力を持ったアイテムです。

その88の移動中の様式を再現、それも1/18スケールで立体化されたものだけに、迫力があります。付属の猟兵も緊張感があって、本体を引き立てています。

無機質な物体のそばに、ヒト( 生命体 )を配置することによって相乗効果が現れ、物語りが奏でられます。あと一歩踏み込んだひとひねりのところに、別世界は広がるんですね。参考になりますですます。←充分過ぎる。


他にもいごく(は?)ティーガーとか、1/72のAFVもありました。全部ご紹介出来なくて、ごめんなさい。

次回は、飛行機を中心にレポートさせていただきます。

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

では~! (^O^)/
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趣味人が観た’15 天領プラもの創り大会

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昭和の話芸〈 講談 〉調で幕開き

演題 『 ’15 天領プラもの創り大会 』


パパン!( 気合い一発、釈台を叩く張り扇の音(ね))


時は西暦 二千と十五。

師走の豊後は天領日田市。

文化の中心《 パトリア日田 》にて、あいとり行われた(パーン!)

[ 天領プラもの創り大会 ]。(パ パン!)

ここに集いし武者どもの、手わざになりたる高圧注型 樹脂模型。(パン!)

空を舞う物、地を這う物。はたまた海に
そびえしいくさ船。(パパーン!)

歴史遺産の古物から、来世に現る人造機械。

ありとあらゆる模された物の、総天然色なる縮尺の世界。

その全貌を明らめんと、 趣味人 決死の潜入偵察。

密かに撮ったる数々の作。(パーン!)

第一幕のはじまり、はじまりぃ~!
( パ パン!パーン、パーン!)

七五調 ここまで。(パフッ←空振り)



「 チワ~ (^O^)/ どう?変わらずおげんこ?」と 軽く挨拶して、会場使用料の代わりの手土産と、手回しよく準備して頂いた作品カードを物々交換。

無事関所を通過し、会場に一歩踏み入れば、おるわおるわ!半分はサクラの見物客(失礼いたしました)。
いや、大会を盛り上げて頂く、諸国よりお出でのオッさんたち(またまた失礼)。

オッさんどものシツコイ講釈を、左の耳から右の耳にスルーして、たまにボケかまして笑かす花一輪。モケ女子(←でいいのか? ちゃんとオバさんモデラーと認識してあげるのも優しさなのか?←チョー失言)のきらら女史が、会場所狭しと飛び回っていました。

まずは、そのきららオ(あっ!)ちゃんの作品より、オリジナルカラーのT-4( 1/72,ハセガワ )


資生堂ランニングクラブのユニフォームカラー、ピンク/グレーと一緒。妙にこの色同士マッチングゥ~なんですね。

T-4自体ジェット機のシルエットとしてはブサ可愛いい感じですが、このカラーリングだったら魅力充分。痛車ならぬ痛飛機も展示してありましたが、頭の固いオッさんにはモひとつ馴染めないものがありました。



Ka-52 カモフ アリゲーター( 1/72,レベル )
一転、真っ黒のヘリ。資料をもとにちまちま組んであり、だんだんと模型の腕を上げておられるようですが、そのうち四十肩であがらなくなります。御用心の程を。???

今回の大会の模様をきららさんも

《 つれづれプラモ製作記 》


のブログで速攻アップされていますので、そちらもご覧くださいね。

オッさんどもとの会話で盛り上がり、全作品を画像に収めることは不可能で、延べて紹介が出来ないこと、ご了承くださいませ。
趣味人の目に留まったものをパラパラとアップしますが、展示会はライブで観るもの。その作品の魅力は、一片の画像には収めることは出来ません




巷を賑わせている《 妖怪ウォッチ 》の妖怪が大集合。
小生には、このアイテムに食いつく年頃の子供がいないため全く分かりませんが、ポケモンに然り、創作されるキャラクターは数百に及び、流行り廃りの中で、ビジネスに繋げていく大人の真剣さが、子供の興味/感心を集めるのでしょう。


未完成チーム 栗山氏の作品。Ma.K グスタフ/ラクーン(1/20、ウェーブ )

マシーネンクリーガーシリーズからは、小生の拙作とこの2作だけでした。
さみすぃー限りですが、作り続けます。誰が何と言おうとも。←何の覚悟?



デアゴスティーニの3Dプリンター
模型じゃなく、ホンモノです!
まだ未完成ですが、樹脂を溶かしながら積層し、その精度はコンマ1ミリだそうです。あちゃら製で、取り説はエングリッシュ。動かすにも、CADを使いこなさないと上手くできないそうで、制作者ご本人も少し頭を抱えていらっしゃいました。いつか日の目を見ることでしょう。

師走です!仕事に追われ、くたくたの毎日。まだまだご紹介したい作品はいっぴゃありますが、今日はここいらで失礼します。
あっち飛びこっち飛びのレポートですが、お付き合いの程、よろしくお願いいたします。

では~! (^-^)

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味わい深い《 天プラ 》

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午前8時半。わが町を離れ、高速でひとっ飛び。

特攻基地が置かれていた大刀洗付近の九州横断道を通過する頃、遠く日田を囲む山々のシルエットが、墨絵のように二重、三重と重なり奥の山影は灰色の曇り空と見分けがつかないほど、溶け込んでいる。


美しい…………。

モノトーンの景色に美を感じるのは、東洋の文化圏に生まれ育ったことで得たものか。

明るく晴れ渡る空も美しいが、白と黒とその中間色の濃淡だけの景色も心打つものがある。

何時までも眺めていたい風景に別れ、日田インターを降り、いざパトリア日田に向かう。


隣接の駐車場があいにく満車で、日田のオッちゃんに他の駐車場を案内してもらい、熊本のオッちゃんは、無事車を駐める事ができた。



その駐車場にあったD51。

蒸気機関車の模型は作ったことはないが、近くで見るとデカい!

ところどころに薄い錆を浮かせる重量さえも感じられる鉄の塊が現役を引退し、公園の一角に静かに屋外展示してある。

こう間近に見ると、模型を作ってみたくなる、食い散らかしの血が騒ぐ。

11時前、デゴイチ公園から歩いて10分くらいだろうか、そのボリューミーな建物が目に跳び込んできた。



建物がひしめく市内中心部に、野外ステージも併設された芝の前庭が贅沢に広がった《 パトリア日田 》。

その芝の上を小さな子供達が家族の見守る中、元気に馳け廻っていた。

『 環境は人を創る 』

わが母校の学長が、いつも口にしていた言葉を思い出した。

日田の街は、宝である子供たちがまだ文化というものを意識しない幼い頃から馴染めるよう、環境を整備していると感じた。

その一環とも言える[ ’15 天領プラもの創り大会 ]の会場に入る。



保護者同伴で見学に来ている子供たちのキラキラした眼は、大の大人が一生懸命に作ったプラモデルに向けられている。

日田の模型クラブ日田HIC、我流会合同による《 天プラ 》は、子供たちへのアプローチが実に見事である。

子供の手による拙い作品ではあるが、一生懸命に作ったものをコンテスト形式で評価し、豪華賞品を贈呈している。

大切なことだ。

大げさだか、プラモデルという文化を次世代に継承する小さな試みだか、受賞した子供たちは一生の思い出となり、いつかは模型を作る趣味にめを向けてくれるだろう。

その展示作品レポートは、後日改めて。

今回は、《 天プラ 》という、プラモ文化発信の意義をしっかりと感じたとったことをレポートしました。

最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました。

では~! (^O^)/
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趣味人 日田に現る←ほぼ確定

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今週末5(土)、6(日)に大分県日田市で開催される[ 天領プラもの創り大会 ]に、参加を予定しています。

土曜日から馳せ参じたいのはやまやまなんですが、師走とあって忘年会シーズン。

飲んだくれモデラー 趣味人は、二日目から参加させていただきます。

出品予定作品は下記のとおりです。


・ 1/24 タカラ 装甲騎兵 ボトムズより
スコープドッグ改造 座りダコ


・ 1/16 ハセガワ/ドラゴン ウォーリアーシリーズより
ドイツ軍 降下猟兵


・ 1/72 RPM FORD Tc

・ 1/35 RPM FORD Tc

・ シークレット アイテム???
会場でのおたのすぃみー!!


合い席でもお邪魔にならないようちっちゃなモノばかりですが、以上5点と欲張ってみましたばってん、何か?

拙ブログのアーカイブスで取り上げたもので目新しいものは有りませんが、近年お知り合いになりましたモデラー諸氏には、初お披露目に近いものとなります。

今回は趣味の世界でしか通用しない名刺を作っていますので、会場でお会いできた方に無理矢理押し付けたいと思います。



A4 ケント紙 鉛筆 / 製図ペン

名刺のベースになったイントルーダーのイラストです。

会場ではこのイラストをもとにした名刺をネームカードとして身に付けてウロウロしてますから、引っ捕まえて拷問白状させてもらっても構いません。

ボウズ頭のちょっといかついツラ構えですが、嚙みつきはしませんから(^-^)
お気軽にお声をかけて下さいね。


会場でお会い出来る事を楽しみにしております。

ではー(^O^)/

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