今回娘が行く2年生のFW=「ウインタースクール」です
ねらいは、次の2点学校を離れた雪国での集団生活を通し、自らの役割をこなし考えて行動する時間を多く持つことで、社会性を身につける。
雪国の生活の厳しさを知り、かまくらや雪灯篭作りなどを通して「あそび」の楽しさに触れる。
1日目
往路「開校式」
雪国に住む現地の子どもたちとの交流をします
廃校になった学校を使って地元の小学生と遊ぶそうです2日目
グループ活動①
・雪上トレッキング
雪の上を「かんじき」を履いて歩きます
おそらくなかなかうまく歩けないと思います
雪国の人々の厳しい生活を体感するでしょう
・雪中企画遊び
これがまさしく開智ならではの企画
2年生のテーマは「遊び」
一年間、いろいろな活動を通じて「遊び」について学んでいます。
このフィールドワークもその一環。
子どもたちは「活動班」ごとにすでにオリジナルの「遊び」を考えています。
そしてそれらを現地の「インストラクター」さんたちに「教える」のです。
そう、逆なのです
遊びのルールや遊び方などを、インストラクターに教えて「もらう」のではなく、インストラクターに教えて「あげる」のです
「子どもたちが活動の主体」にならざるを得ない。
なかなか考えてありますね
例)娘の活動班が考えた「遊び」(「しおり」より)
・ゆきドッヂボール
しんぱん:インストラクターさん
せんしゅ:女子4人VS男子4人
なげるもの:ボール
コート:たて2mよこ3m
なんだ、雪玉じゃなくてボールを投げるんだ
だったら普通のドッヂボールと変わらないじゃん
…と思いきや
「雪のせいで歩きにくく滑ったりして楽しい」
「ボールのまわりに雪がくっつくので、顔に当たったら冷たくて楽しい」
…そうです
ナルホド…
いつもは土の上でしているもんね。
雪上はちょっとテイストがうのね
・こおりのうえのこおりおに
広さ:たて10mよこ10m
タッチしたら、そのタッチした人がオニになる。
これも普通のおにごっことあまり変わらないわね。
でも、やはり雪上でやることに意味があるのでしょう。
ゲームのネーミングが言い得て妙ですね
・ホワイトサッカー
しんぱん:インストラクターさん
せんしゅ:女子VS男子
けるもの:サッカーボール
ゴール:なわとび2本
ゴールの長さ:2m
コーンをゴールに1本ずつよういしてたおしたらゴール
(ボールが)ゴールをとびこえたらゴールではない
「コーン」をゴールに見立てたところに工夫が見られます
娘は自ら志願してゴールキーパーらしいグループ活動②
・かまくら作り
「かまくら」…懐かしい
私の田舎も雪国ですから…
最近はあまり降らなくなりましたが、小さいときはよく雪が降ったものです
大雪が降ると、屋根から軒下に落ちて積もった雪を集めて足で踏み固めます。
そして片側に階段、片側にスロープを作り、中はスコップで掘り丸くすると…
「滑り台付きかまくら」の出来上がり~~~
ひとしきり遊んだ後はみかんやかきもちを持ち寄ってかまくらの中で食べる
楽しかったなぁ~
娘の「初かまくら」
うまくできると良いね
・雪灯篭作り
1.5mくらいの高さの雪のオブジェを作り、彫刻のように削ってキャンドルを立てる灯篭にします
この後の「夜のつどい」で使います。夜のつどい(キャンドルサービス)
これは、娘の作った「キャンドルホルダー」
ペットボトルの底を切り取って中に紙粘土を敷き詰め、外側にマジックで絵を描いたりセロハンやスパンコールで飾ったりしています。
これ、あまりに早く作りすぎて、おばあちゃんにゴミと間違われて年末に捨てられたため二度目の制作なのです。
このように、キャンドルホルダーを1人3つずつ作って持って行きます。
そして、雪灯篭に飾り付けたりして「道」を作るそうです。
この道、皆で話し合って「レインボーキャンドルロード」と名付けたようです
幻想的な風景になりそうですね3日目
「閉校式」
復路
班には先ほどの「活動班」と「生活班」があり、全員が何らかの「係り」になります。
娘は「イベント係り」
「開校式」の「代表の言葉」と「閉校式」の司会をやるそうです
「代表の言葉」はもう11月の初めころから100回くらい聞かされています
こっちまで暗記してしまいそう
2泊3日で冬山となると準備も大変
だってもう昔のウェアなんて着られないんですもの
今はやりの「ヒート肌着」だの、スノーブーツだの…
スキー場に行くのに、スキーもスノボーもしない
でも、面白そう
ハハも行きたいっ