プライマリーの学年末テストがやっと終わりました
ほっと一安心
娘のテストで、親が「終わった~」と喜ぶのもどうかと思いますが…
実は今回の学年末は、ハハが娘の勉強を見なければならない状況だったのです。
…と言うのも、3学期になってから娘は体調を崩しがちで…
リンゴ病(伝染性紅斑)、風邪、インフルエンザB型…と、感染症のオンパレード
結構な日数、学校を休んでしまったのでした。
(もちろん公欠扱いにはなりますが…)
当然、欠席分の未習内容は家庭でフォローしなければなりません。
学年更新準備などに追われるハハとしてはなかなか時間が取れず…
娘は周りのママたちによく言われます。
「お母さんが先生なんだから、勉強を見てもらえていいわね~」
…ところが、これが、全く違うんです。
夜も授業があり、帰宅が午後10時を回ることもあるハハは、子どもたちの勉強を見ることはほぼ不可能なのです。
連絡物やプリント類は専用の「トレー」に入れておくことになっているので、帰宅後ハハはそれらに目を通す程度です。
自慢じゃないけれど、毎日の宿題はもちろんのこと定期テスト勉強さえも見ることができません。
他のお子さんのことに精一杯で、自分の子どもに時間が取れない。
これって、「教師」の宿命なのかもしれませんね。
ハハも小さい時はそうでしたから…
でも、周囲は「先生の子どもだから勉強を見てもらえるし、成績も良いに決まっている」と見るんですよね。
そういう世間の目がイヤでした。
学校の宿題も次日の準備も、我が家では全て子どもたちは「自己責任」でやらねばなりません。
小学校に入った時からそういうことになっているので、それが「当たり前」になっています。
忘れ物をしても、それは自分の責任。
でも、それでいいと私は思っています。
手取り足取りしていると、自立を妨げかねません。
教室で忘れ物をした子どもは大概こう言います。
「ママが入れ忘れた」
……?
そういう時はいつもこう言い返します。
「まぁ、なんて悪いママなんでしょっ!」
すると子どもは一様に悲しそうな顔をします。
そうして忘れ物をしたのは、誰が悪いのかを気づかせるようにしています。
「自分の勉強道具は自分で準備する」という意識が大切だと思うのです。
※ 写真は、娘作 「サッカーのシュートをする人」