今年のゴールデンウィークは、年長受験生対象の「運動・行動観察特訓」、そして地震の振り替え授業…
…と、休みもなく、何かと忙しい日々でした
子どもたちに怪我や事故もなく無事終わってホッとしているところです
今年は全てのスケジュールを前倒しで行っていかないと、あっと言う間に入試を迎えてしまうことになります。
入試本番まで、既に5か月を切っています
運動・行動観察では、相変わらずの「体育会系モード」全開です
先生(私)は、多少のことでは手助けをしないし、励ましはしても慰めの言葉はあまりかけない
「できない」
「無理」
勉強においてもそうですが、やる前からそういう否定的な言葉は、絶対に言わせない
「できる」か「できない」かは、やってみないとわからない。
やってみてできなければ仕方ない。
できなかったらできるようになるまで練習すれば良いだけの話。
また、練習してもなかなかできるようにならなくて、途中であきらめたりくじけたりしそうになっても、最後まで「自力」で頑張らせる。
「このへんまでやれば、あとは助けてくれるだろう」という「甘え」「依存」「妥協」は許さない。
最後の最後にどうしても自力では無理かなと思ったら、少しだけ補助する。
子どもたちにとっては、さぞキツかっただろうな~
私のことが「鬼」に見えただろうな…
と思いきや…
「たのしかったぁ~」
と、皆、口々に言うのです。
普段、そういう経験をすることがあまりないのかな~
「クリアするにはちょっと難しいかもしれないレベルにチャレンジして最後まであきらめずに自力で頑張る」
そういういう経験。
「無理しなくていいよ」
「できるところまででいいよ」
そういう類の言葉は子どもの可能性を奪い、意欲を削ぐ。
「チャレンジ精神」は、「困難かもしれない」と思ったことを自力でクリアしたときに生まれるもの。
他者に認められれば、さらにモチベーションはアップする。
「よーし、次もまたがんばるぞっ」
達成感を味わうことで、またさらに上の目標ができる。
そうして子どもは成長していくのです。
余談ですが…
昨年、年中の時に「運動・行動観察特訓」を受けていた子どもたちについて。
今年は皆、見違えるように運動巧緻性が向上していて驚きました。
幼児期の一年の過ごし方がいかに大切か、改めて思い知らされました。