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平成27年度入試 合格体験記 7

2014-11-21 13:33:46 | 2015年度(平成27年度)小学校受験

アヤアカデミーでは、2年前に長男がお世話になり、開智小学校に合格する事ができました。
次男は受験を決めたのが遅く、年中の2月からのスタートでした。

「イルカとクジラは魚じゃな~い!」 
アヤアカデミーの初日、勉強していたことを覚えていて、楽しかった!と終わってから何度も言っていました。
ところが、塾では楽しく勉強しても自宅での勉強は癇癪を起すことが何度もありました。
そのたびに、この子が受験をするのは無理なのでは?
そう思い、私の方もストレスできつく当たることが多くなりました。

主人と相談し、先生にアドバイスを頂いた方がいいということになりました。
早速相談してみると、受験までの道程は長いので身近な目標を立ててみてはどうか、とアドバイスを頂きました。
そこで、塾と同じように家庭でも100点をとったらシールをあげ、シールが貯まるとプレゼントがもらえるようにしてやる気を引き出そうと考えました。
すると、最初はシール欲しさにやっていたプリントが、理解し始めると「もっとやる!」と自ら積極的に取り組むようになりました。
我が家では朝にプリントをやる習慣がついていたので、幼稚園のお迎えのバスが来る時間ギリギリまで一生懸命にやっていることもありました。

こうして、家庭で夏休み前までに先生お勧めのドリルで基礎的な力をつけるようにした結果、夏期講習あたりからは学力が定着していきました。
アヤアカデミーではカタミノやLittle Geniusの六面体をやるのですが、息子はとても気に入って家庭でも集中して取り組んでいました。
そのお蔭で図形問題を解く基礎力が向上したと思います。

そして迎えた第一回入試。
残念な結果になってしまいました。
息子はうつむいたまま涙をこらえていました。
胸がしめつけられる思いでした。

第二回入試までの約1ヶ月。
足りなかったところや反省すべき点は正し、良いところはさらに伸ばすことができるように、気を付けました。
ペーパーは、先生が徹夜で作って下さった類題を何度もコピーして問題を解きました。
試験で使うクレヨンを折らないように、持ち方を見直しました。
制作は毎日作品を作り、先生に見て頂きました。
運動は、筋トレや体力作りを初めとして、指示間違いをしないように何度もサーキットを繰り返しました。
鉄棒も購入し、毎日遊ぶ中で力をつけていきました。
普段から元気が良くお話をすることが大好きな息子の性格が裏目に出てしまう行動観察も、本人が納得できるように、気を付けなければならないことを何度も確認しました。
試験に落ちたことがとても悔しかったせいか、息子は泣き言もいわずによく頑張りました。

そして、遠回りしましたが、無事合格!

「先生!やっと合格したよ!」
アヤアカデミーの合格祝賀会での息子の第一声でした。
「よかったね~!」
先生の目にも涙が光り、こんなに親身になって下さる先生は他にはいないと胸が熱くなりました。

息子は受験を機に大きく成長しました。
第一回入試ですんなり合格していたら、弱点だった部分を持ったまま入学していました。
落ちたことで、自分の弱点を克服し内面をも成長させることができたと実感できるほど、息子は変わりました。
人生に無駄なことなんて一つもない。
人生とは、日々の積み重ねです。
辛いことも、うれしいことも、一見無駄に思えることも、すべてがその人の人生につながるのです。
今回の経験は、まだ人生を歩みだしたばかりの息子のなかでは、一つの通過点に過ぎません。
しかし、成長して人生を一つの線で見たとき、この「点」はとても大きな意味を持つものになっているのではないかと思います。
失敗してもあきらめず一所懸命に頑張れば、道は、人生は、きっと開けるのです。

これも先生のご指導あってのことで、先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

(Uパパ・ママ)

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