母の病名だそうです。
血液の逆流が60%の重症。
8月17日(月)
帝京大学附属病院へ転院。
8月19日(水)
井関医師から電話で説明。
・転院時、利尿剤の点滴のために腎臓が相当ダメージを受けており、クレアチニンの値が普通は2前後なのに、3を越えていた
・このまま利尿剤を多用すると血液中の水分も減り循環器不全に陥る危険性もあるため、利尿剤投与を中止
・結果、クレアチニンの値は2.6まで下がったが、利尿剤を中止することで肺の水もまた少しずつ貯まっている
・8月27日(木)に渡辺医師による僧帽弁クリップ手術を予定している
・今は比較的安定しているが、それまでに循環器不全に陥る可能性もある
・循環器不全に陥ると、人工心肺装置や人工透析器をつけなければならなくなる可能性もある
・手術後、弁を閉じることにより血圧が上昇するが、心筋梗塞をやっているので、柔らかい心臓なら良いが心臓の筋肉がその血圧に耐えられなくなる可能性もある
・緊急事態も充分考えられるので、必ずご家族に医師の方から説明をさせていただきたい
8月23日(日)
渡辺医師から手術について説明を受ける。
外科手術はできないため「経皮的僧帽弁接合不全修復術」という手術を行う。
開胸せずカテーテルで静脈からクリップを差し込み、僧帽弁の真ん中に留める手術。
3年ほど前から保険適用でできるようになったらしく、過去に120例もやっているとか。
リスクはもちろんあるが、総合病院なので、脳梗塞など何かあればすぐに対応してくれる、とのこと。
CICU(循環器センター)は、セキュリティー&感染症対策ともに万全。
8月27日(木)
13時~手術
8月31日(日)
井関医師より説明を受ける。
僧帽弁クリップ手術は成功して経過は順調とのこと。
逆流は60%→約30~40%、重症から中等症・軽症程度に改善。
今は点滴の本数も2つ減らした。
腎臓の値も落ち着いているが、肺の水はまだ完全には取れてない。
入院は手術から約2週間程度。
その後、かわぐち心臓病院に戻ってしばらくリハビリしてから退院の予定。
コロナだけでなく術後の感染症対策のために、防護衣と手袋を装着してお見舞い。
本人は至って元気で、座っていればほとんど息切れもない。
食事も美味しくて快適だそうです
ホント母の生命力には驚愕~
退院したら髪を染めて新しいメガネに変えたいそうです
明後日で83歳になります