菊地容疑者が同い年だったのはやや意外だった。
私が社会人二年目で試行錯誤しながら仕事してたとき、地下鉄サリン事件が起きた。
出社途中、JR秋葉原の駅の電車内で、緊急放送とものすごいサイレンが聞こえたのを
今でもはっきり覚えている。その日は一日、ラジオを職場でつけていて、
夕方にはもうオウムとの関わりを報じていたっけ。
今回、別人のようにほっそりした菊地容疑者を見てびっくりしたのもそうだが、
周りの女性陣の反応はやや違う。
「オウムの菊地直子だと分かっていてもずっと一緒にいてくれた男性がいる」
ということに、ロマンスの香りを皆、若干感じている様子。若いときからオウム一色の
彼女が年齢を経て、女性としては幸せだったんだろうかと。
う~ん、確かに人間ドラマですよね。