今日は誰もが一度はやった事のあるストップウォッチのぴったり当てを取り入れた練習を考案してみました。
『777チャレンジ』
[必要なモノ]
・ストップウォッチ
・スタート号砲のアプリ使えば一人でもスタート練習もできます
↓
[ルール]
・30m~50m走れるところを探す。
・スタート地点調整しながら、7秒77目指してとにかく一生懸命走る。
・7秒77を100点として0.01秒ずれるごとに-1点、10回走って合計得点を計算。
[やってみた]
7~8秒がATP-PCr系優位、いわゆる全力を出し続けられる時間なので運動生理学的にもちょうどいい設定だと思います。
1~10本目
7.02秒(25点)
8.03秒(74点)
7.99秒(78点)
7.71秒(94点)
8.06秒(71点)
7.74秒(97点)
7.19秒(42点)
7.53秒(76点)
8.61秒(16点)←犬に追いかけられる
7.70秒(93点)
合計666点
年齢関係なく高得点目指せるので自分の記録に挑戦してみてください。
できそうだったので…
[7秒77出るまで帰れま10やってみた]
11回目~
7.88秒/7.94秒/7.63秒/7.65秒/7.60秒
7.64秒/7.49秒/7.70秒/7.62秒/7.63秒
7.99秒/7.40秒/7.79秒/7.26秒/7.54秒
場所移動
26回目~
6.76秒/7.80秒/7.47秒/8.07秒/7.47秒
7.84秒/7.83秒/7.80秒/7.72秒/7.55秒
7.95秒/7.88秒/7.93秒/7.76秒/7.69秒
7.65秒/7.84秒/7.59秒/7.75秒/7.92秒
8.00秒/7.79秒/7.46秒/7.88秒/7.97秒
7.61秒/7.97秒/7.53秒/8.01秒/7.74秒
7.86秒/7.89秒/7.59秒/8.16秒
そして練習開始2時間を越え60回目のチャレンジでついに…
達成感はありますがやるかどうかはあなた次第。
動きの再現性が大切な走幅跳の助走なんかには効果があるんじゃないでしょうか。
動画も撮ってましたが単調すぎてつまらないので、今回はデータ分析。
60回計測の[平均値]は7.73。
[平均値]は[結果の合計値]÷[試技回数]で出せますが、これだとバラつきの評価ができないので[標準偏差]を求めてみましょう。
[標準偏差]は[結果]から[平均値]を引いた値を2乗し、それを全て合計し[試技回数]で割った値の平方根を求めます。
今回の平均値と標準偏差は7.73±0.28。
約70%の確率で7.45~8.01秒、約95%の確率で7.17~8.29秒の結果が出る事になります。
自分の練習データをこうして色々分析してみるのも陸上の楽しみの一つです。