直接コーチやトレーナーの方に会う機会を作れないと思うのでこの際自分のコーチ力を高めちゃいましょう。
自分のトレーニングが正しいかどうか判断するのに必要になってくるのはデータです。
普段はタイム計測ができますが今は難しいので自分の身体を測定してトレーニングの成果を確認しましょう。
筋力は面積に比例するので筋周径を計測するのが手っ取り早いです。
メジャーもしくはひもを巻き付けその長さを定規で測ってください。
下腿(ふくらはぎ)
ふくらはぎは座った状態で測ります。
太そうなところを何度か計測して一番長いところを記録します。
左35.5cm右36.0cm
大腿(太もも)
太ももは大腿四頭筋と呼ばれる四つの筋肉がついているのでそれぞれの状態をチェックするため3か所計測します。
膝蓋骨(ヒザのお皿)の中心を起点としてそこから5,10,15cmの周径を測ります。
膝から近いところは内側・外側広筋、股関節に近いところは大腿直筋を鍛えると太くなっていきます。
左38.0cm(5cm)41.5cm(10cm)46.0cm(15cm)
右36.0cm(5cm)40.0cm(10cm)44.5cm(15cm)
前腕
前腕は腕を垂らした状態でふくらはぎと同じように一番太いところを計測します。
左25.0cm右25.5cm
上腕
上腕は肘を伸ばした状態と曲げた状態を測ります。
これも最長周囲を記録します。
左27.5cm(伸展)29.0cm(屈曲)
右27.5cm(伸展)30.0cm(屈曲)
当然多少の左右差は出てきますがその差が大きすぎるとケガのリスクが高まります。
踏切足のある幅跳び選手やトラック練で左回りに偏りがちな長距離選手は確認しておきましょう。
ケガで練習ができなかったり、外を出歩く機会が少なくなると脚の筋力は落ちやすいです。
現状を把握して少なくとも筋力をキープできるトレーニングを考えていきましょう。
また角度を計測できるアプリもあるので左右開脚や
↓膝曲げ・股関節曲げ(参考可動域125°)
↓膝伸ばし・股関節曲げ(参考可動域90°)
筋力がつくと柔軟性は低下してくるのでこちらも定期的に測って参考可動域ぐらいは動かせるようストレッチも忘れずに。