咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

競馬雑感・・・

2012-11-01 22:26:44 | スポーツ
 先日の天皇賞(秋)は、7年ぶりに天皇・皇后両陛下のご臨席のもと開催された天覧競馬となった。勝利者は、日本の競馬ファンにもとてもなじみの深いミルコ.デムーロ騎手、同騎手騎乗の一昨年のダービー馬・エイシンフラッシュをダービー以来の勝利に導いた。

 それからが凄くいい話。

 昨日の産經抄にも掲載されていたが、大の親日家でもあるM. デムーロ騎手は、正面スタンド前で同馬から下馬、芝生に片ひざをついて、天皇・皇后両陛下に深々と頭を下げていた。なかなかにできることではない姿勢である

 7年前には、現調教師の松永幹夫元騎手がヘヴンリーロマンスで勝利後、馬上にて天皇・皇后両陛下に深々と頭を下げていたが、一瞬同馬も一緒に頭を下げていた光景にも感動を覚えたものである。

 長い日本の歴史では、天皇を中心にした政治が動いており、やはり国民の一人ひとりにとっては掛けがえのない心の支えである。

 ところで、昨日の各新聞のスポーツ欄やスポーツ紙に「JRA降着・失格大幅に減る」の記事。つまり、これまでのJRAが採用していた降着・失格の判断基準を国際的なルールに沿う方向で、競馬主要国にならって変更するとのこと。

 この新たな判断基準では到達順位を尊重する方向で判断するとか、すなわち「競走馬がレースで見せたパフォーマンス(到達順位、着差、脚いろなど)を尊重」するもので、来年1月から適用するとのこと。

 例えば、「被害馬が被害を受けてから盛り返し、加害馬とわずかな着差で負けた場合、加害馬が降着の可能性があるが、被害馬が大きく負けてしまったような場合は降着とはならない」らしい・・・。ただ、各騎手たちが強引な騎乗や危険な行為をしないよう、騎手に対する制裁は厳しくなるらしい。

 競馬ファンにとっては、折角応援している競走馬が不利を被って本来の能力を発揮することができない場面も多く見られるが、たよりとなる裁決委員の公平公正な判断を望みたいところである。

 さて、ちょっと古い話であるが、先の凱旋門賞(10月7日)での当方の感想、某新聞に投稿でもしようかなと思いつつ記載していたネタ、当方の都合にて陽の目をみることもなかったのでここに掲載。

 「世界最高峰の競馬のレース凱旋門賞、クラシック三冠レース皐月賞・日本ダービー・菊花賞を制した日本最強馬オルフェーヴルが挑戦していた。
 フランス・ロンシャン競馬場、日本時間の7日午後11時25分発走。その日、日本のテニス界を代表する錦織圭選手が日本人男子ツアー初、2勝目の偉業達成のニュース。ここで日本のホースマン永遠の憧れである凱旋門賞を制することになれば、さらにビッグなニュース間違いなしと思っていた。
 1969年から昨年まで日本調教馬11頭が遠征し2着が最高着順で、あのディープインパクトでも届かなかった。現地の前哨戦を制したオルフェーヴルに注目が集まっていたが、不利な大外18番枠と前々日からの雨で最悪のコンデション。
 同馬は後方から追走し、残り300㍍で先頭に躍り出て後続を引き離し初勝利目前。が、思わぬ落とし穴。このような馬場得意の地元馬が渋太く迫ってゴール前差し切った。またしても日の丸が上がらず、届きそうで届かない凱旋門賞」

 と、言う内容のもの。そのオルフェーヴルも元気に帰国しており、国際競争ジャパンカップ(GI)に出走する可能性があるとか、ここでは負けるわけにはいかないであろう。

 しっかりと同馬のパフォーマンスを見ながら・・・応援したい。(夫)

[追 記]~日本シリーズ~
 日本シリーズ第4戦、日本ハムが延長十二回にサヨナラ勝ち(1-0)をおさめ、対戦成績を2-2に戻した。その十二回裏、1死一、二塁から飯山が左中間を破る二塁打を放ち・・・歓喜の勝利。両チームともにあと1本が出ないため、総力戦となっていた。よっしゃー


(2012天皇賞(秋)馬・・エイシンフラッシュ)

参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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