12日(月)、新聞休刊日のこの日、朝のうちにコンビニに出向き“サンケイスポーツ”を購入し、2面に亘ってカラー刷りのエリザベス女王杯の記事をくまなく読んだ。当方がイチオシで応援した太宰啓介騎手騎乗のフミノイマージンの記事では、鞍上がすごく申し訳なさそうにコメントしていた・・・次、頑張ってくだされ。
ところで、TV放送番組欄の午後1時台、NHKBSで昭和36年作品の東映映画「赤い影法師」(原作:柴田錬三郎)が放送とでていた。時代劇ファンの団塊世代の当方、これは見ないわけにはいかない・・・と、昼食後、TVの前を占領。
昭和36年というと小学校6年生の頃、この時代は東映映画や日活映画(マイトガイ・アキラ)を優先的に懸命に見ていた・・・遥か、50年以上も昔のこと。
この映画は、関ケ原の戦いから豊臣方の総帥・石田三成が敗退し、その娘が密かに木曾谷で忍びの体術を習得し既に亡き父の恨みを晴らすべく・・・三代将軍徳川家光を暗殺しようと暗躍していた。
その場面から、映画は始まった
その時、徳川幕府を守る伊賀忍び集団とその棟梁・服部半蔵(近衛十四郎)が、警護の任についていた。そこへ、三成の娘・母影(木暮実千代)が、伏見城に侵入し家光の寝所を窺っていると・・・。母影の息子・若影(大川橋蔵)が主人公の痛快娯楽時代劇と呼ぶに相応しい、東映時代劇最盛期の頃の作品である。
家光公の午前で剣術の試合をする武芸者たちの中に若かりし頃の里見浩太朗さん、山城新伍さんが短時間であるが出演。さらに武芸者たちの中、悪役専門で名をはせた吉田義夫さんや原健策さんも見ることができるが、当然のことながら若い、若い。
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また、映画の前半で出演の旗本御家人で派手な格好の白束組(しらつかぐみ)水野十郎左衛門に扮する平幹二朗さんも若い、息子さんの平岳大さんによく似ている・・・親子だね。この旗本白束組は旗本奴とも呼ばれ、町奴(まちやっこ)を統率した幡随院長兵衛と水野十郎左衛門の関わりが思い起こされる。当方のブログ「侠客・・・幡随院長兵衛」に掲載している。
この頃の東映時代劇では、大友柳太朗さんの大ファンであって、ファンレターなどを出したような記憶が残っているが、この大友柳太朗さんの柳生十兵衛もいい役どころである。
通常は、総髪で鍔(つば)の眼帯をしている風に描かれるが、ここでは月代(さかやき)で眼帯のない隻眼の武士として描かれており、この立ち居振る舞いがなかなか・・・いいのである。また、主人公の大川橋蔵さんは、所作が華麗でさすがは名優と謳われた俳優さんの一人である。
この映画のストーリーは、いたって単純明快なものであるが、今ではお見かけすることも少ない名優さんたちがキラ星の如く、数々の場面に出演されており・・・あ、あの俳優さん、うーん、知っている。えーと、名前、なまえ、誰だったかいの・・。
と、このように楽しみながら、最後まで観賞。古き良き、昭和の時代の作品を堪能した。
(夫)
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[追 記1]~解説~
柴田錬三郎の同名人気時代小説を豪華キャストで映画化。「影」と呼ばれる忍者とその母が背負う宿命を、華麗な忍法を駆使した数々の激闘とともに描く痛快時代劇。徳川に敗れた石田三成の娘を母に持つ影は、三代将軍徳川家光の命を狙っていたが、自らの出生の秘密を知らずにいた。
だが三成が軍資金の隠し場所を記したという剣をめぐり攻防戦を繰り広げるうち、真実を知ることとなり、やがて実の父と対決する。
【出演】大川橋蔵、大友柳太朗、木暮実千代、近衛十四郎、大川恵子 ほか
(出典:NHK公式HP 抜粋)
[追 記2]~石田三成~
安土桃山時代の武将・大名。豊臣氏の家臣。豊臣政権の五奉行の一人。
詳細は『ウィキペディア(Wikipedia)』で。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 抜粋)
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ところで、TV放送番組欄の午後1時台、NHKBSで昭和36年作品の東映映画「赤い影法師」(原作:柴田錬三郎)が放送とでていた。時代劇ファンの団塊世代の当方、これは見ないわけにはいかない・・・と、昼食後、TVの前を占領。
昭和36年というと小学校6年生の頃、この時代は東映映画や日活映画(マイトガイ・アキラ)を優先的に懸命に見ていた・・・遥か、50年以上も昔のこと。
この映画は、関ケ原の戦いから豊臣方の総帥・石田三成が敗退し、その娘が密かに木曾谷で忍びの体術を習得し既に亡き父の恨みを晴らすべく・・・三代将軍徳川家光を暗殺しようと暗躍していた。
その場面から、映画は始まった
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その時、徳川幕府を守る伊賀忍び集団とその棟梁・服部半蔵(近衛十四郎)が、警護の任についていた。そこへ、三成の娘・母影(木暮実千代)が、伏見城に侵入し家光の寝所を窺っていると・・・。母影の息子・若影(大川橋蔵)が主人公の痛快娯楽時代劇と呼ぶに相応しい、東映時代劇最盛期の頃の作品である。
家光公の午前で剣術の試合をする武芸者たちの中に若かりし頃の里見浩太朗さん、山城新伍さんが短時間であるが出演。さらに武芸者たちの中、悪役専門で名をはせた吉田義夫さんや原健策さんも見ることができるが、当然のことながら若い、若い。
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また、映画の前半で出演の旗本御家人で派手な格好の白束組(しらつかぐみ)水野十郎左衛門に扮する平幹二朗さんも若い、息子さんの平岳大さんによく似ている・・・親子だね。この旗本白束組は旗本奴とも呼ばれ、町奴(まちやっこ)を統率した幡随院長兵衛と水野十郎左衛門の関わりが思い起こされる。当方のブログ「侠客・・・幡随院長兵衛」に掲載している。
この頃の東映時代劇では、大友柳太朗さんの大ファンであって、ファンレターなどを出したような記憶が残っているが、この大友柳太朗さんの柳生十兵衛もいい役どころである。
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通常は、総髪で鍔(つば)の眼帯をしている風に描かれるが、ここでは月代(さかやき)で眼帯のない隻眼の武士として描かれており、この立ち居振る舞いがなかなか・・・いいのである。また、主人公の大川橋蔵さんは、所作が華麗でさすがは名優と謳われた俳優さんの一人である。
この映画のストーリーは、いたって単純明快なものであるが、今ではお見かけすることも少ない名優さんたちがキラ星の如く、数々の場面に出演されており・・・あ、あの俳優さん、うーん、知っている。えーと、名前、なまえ、誰だったかいの・・。
と、このように楽しみながら、最後まで観賞。古き良き、昭和の時代の作品を堪能した。
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[追 記1]~解説~
柴田錬三郎の同名人気時代小説を豪華キャストで映画化。「影」と呼ばれる忍者とその母が背負う宿命を、華麗な忍法を駆使した数々の激闘とともに描く痛快時代劇。徳川に敗れた石田三成の娘を母に持つ影は、三代将軍徳川家光の命を狙っていたが、自らの出生の秘密を知らずにいた。
だが三成が軍資金の隠し場所を記したという剣をめぐり攻防戦を繰り広げるうち、真実を知ることとなり、やがて実の父と対決する。
【出演】大川橋蔵、大友柳太朗、木暮実千代、近衛十四郎、大川恵子 ほか
(出典:NHK公式HP 抜粋)
[追 記2]~石田三成~
安土桃山時代の武将・大名。豊臣氏の家臣。豊臣政権の五奉行の一人。
詳細は『ウィキペディア(Wikipedia)』で。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 抜粋)
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