咲とその夫

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鳩山由紀夫元首相・・・政界引退?

2012-11-22 22:08:00 | 報道・ニュース
 民主党設立の立役者であった鳩山由紀夫元首相(65)は、次期衆院選不出馬を決め政界を引退し第三の人生を歩むとの決意を野田佳彦首相に伝えたとの報道。本来は、首相を降りる際に首相経験者は、政界を引退すべきであり自らもその意向である旨、語られていた・・・が、その舌の根も乾かないうちに、前言を翻し次期衆院選には出馬すると息巻いていた。

 この御仁、どこまでが本気で、どこまでが本当なのか皆目分からない宇宙語を話されると評判なもので・・・。しかるに、今回再び不出馬で政界を引退するとの昨夕の記者会見。しかし告示までの2週間、いかなる発言があるものか心配。

 今回の引退発言は、政権与党である民主党が、先の衆院選で公表していたマニフェストに盛り込まれていない消費税増税、社会保障と税の一体改革の名のもとに自民・公明との3党合意で議決したことに反発し・・・多数の離党者がでた。党内にてこの御仁も大いに反発

 さらにその後、今の民主党では次期選挙で国会議員からただの人になってしまうとの利己主義的危機感から、第三極のグループに出ていく者、新党を結成する者が抜け駆けしていた。そして、突然16日に衆院解散を決意した野田首相、当日の衆院解散により民主党内における動揺は波紋の如く広がり、これでうろたえた議員が、我が身可愛さから歯が欠け落ちるように離党・・。

 そこで、党内部のタガを引き締めるため、志を同じくする者で・・・恐らく、小規模党になること覚悟の決断をした野田代表(首相)。来る12月4日の公示に合わせて、候補者公認の条件をこれまでにない厳しいものに決定。

 すなわち、「消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)推進への賛同を候補者公認の条件」とするもので、誓約書に署名・捺印をする旨決定した。

 民主党内に慰留しながら、これらの条件に異議申し立てを行い、反対の立場を崩さなかった鳩山元首相。民主党執行部では、例えどのような立場にある御仁でも、例外規定は設けないこととしたため、鳩山元首相は、此度の政界引退発言となったようである。

 外野である国民の目からすると、やっと引退されるかね。いいこと、いいこと。首相経験者は引退すべきとの持論、これに身を以て応えられのだから大いに歓迎すべきことである・・・と、言いたい。

 3年前、あれほどまでに民主党のマニフェストで、国民に希望を抱かせ大半の国民がそれに投票した結果、政権交代後の最初の首相に就いた鳩山議員。夢を抱かせるどころか、いきなりの失望感を植え付けた上に米国との親密な関係をぶち壊し、沖縄県民を愚弄した。これひとつとっても由々しき事態である。

 国政に混乱と失望感を植え付けた・・・戦犯ともいえる御仁で、昔なら切腹ものである。今回の引退宣言、どうか撤回しないでそのまま行ってもらいたい。

 民主党も大いに反省し、例え少数政党に落ちぶれても・・反省すべき点を真摯に受け止めてもらいたいものである。

 国民の利益と国益を最優先すべきことと肝に銘じられたい。(夫)

[追 記]
 民主党の鳩山由紀夫元首相(65)は21日午後、野田佳彦首相と党本部で会談し、「考え抜いた揚げ句、今回の衆院選(12月4日公示、16日投開票)に立候補しない決断をした。政界を引退し、第三の人生を歩みたい」と伝えた。首相は「多大なる貢献があったことに心から感謝申し上げたい。元首相、元代表の決断を重く受け止める」と応じた。首相が記者団に明らかにした。
(出典:Yahoo Japanニュース「毎日新聞」 抜粋)

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