国政を預かる大臣の資質も日増しに落ちているが、政権交代から3年余ともなるが、見るに堪えないのが現状である。もっとも、政権交代直後の国政のトップである総理大臣の資質低下が露見して以降、次々と登場する各大臣の資質たるや地に落ちるばかりか、底なし沼の様相を呈している・・・法務大臣などは最たるもの。
すべからく、素人丸出しの人選であり・・・まあ、そういっても政権与党の人材不足は目を覆うところであるからやむを得ないのかも。
ならば、「いろいろやってみましたが、野党時代の評論家人生で素人の域を脱することができないので、この際政権を返上し一から出直します」と、潔い(いさぎよい)ところを見せればいいけど。
一旦権力の座を手に入れたら、もはや離したくない・・・と、駄々をこねている子供のような態度。子供以上にタチが悪い。古来から、日本人の誉れとは“潔さ”であったと思われるが、どうやら政権与党にはこの潔さが見受けられない。
これなら、次回の総選挙では二度と立ち上がれないものと推察できる
ところで、前述の大臣の質の低下について、このたび文部科学大臣に就任の田中真紀子議員、多くの国民が何かやらかすのではないかと見ていたら・・・やはり。
先般、石原慎太郎氏が都知事を降りて国政に打って出るとした際、早速「暴走老人」呼ばわりであった。このことは、昨今の学校教育の中で「イジメ」問題が大きくクローズアップされている最中(さなか)、学校教育を統率すべき大臣が、あのような暴言を吐くこと自体、「イジメ」の根源である・・・が、全くそのようなことを誰も(マスコミでさえも)重大視していないところに異常性を感じる。そして、この大臣の資質を疑いたくなる。
もっとも、その暴言を逆手にとっての石原氏であるが、このような発言を平気で行う者の人格異常を思わざるを得ない。
そして、極めつけは、先日の職権乱用と思われる「大学設置・学校法人審議会が出した『認可』の答申」を前触れもなくひっくり返した行為である・・・人格の形成にご本人の育った環境が悪かったのかも。
一種のパフォーマンスであろうが、何も考えない思いつきの行動であり、これからも次々と生来の我がままな破廉恥行為を行うものと思われる。恐らく、この方のポリシーとは、共産主義・社会主義思想にドップリでこれが正義、自らが正義であるとの左翼関係者と全く変わらないものであろう。このような資質の大臣であれば、我々国民がもっとも被害者である。
ただし、大学を拡充整備し増やすことを推進するものではないが、手続きを踏んで積み上げたものを一瞬のうちに破壊することに対する意見である。
今回の破廉恥大臣に関して、サンスポの「甘口辛口」欄に面白い記事が掲載されており・・・読んだあと、一服の清涼感を味わった。(咲・夫)
[追 記]~甘口辛口~
「暴走老人」と石原慎太郎氏を強烈に皮肉った田中真紀子文科相は、さしずめ「暴走大臣」だろう。来春開校予定だった3大学に対し「不認可」として騒動になっている。大学設置・学校法人審議会が出した「認可」の答申を、有無を言わせず土壇場でひっくり返した。恐るべき“腕力”の強さではある。
日本の大学数は5月現在783を数える。田中大臣は「約800校もある中、大学教育の質が低下している」と指摘した。それはわかるが、そうした質の低下は既存の大学の責任ではないのか。努力不足で行き届いた教育ができず伸び悩んでいる大学には私学助成金をカットし、自らの意志で学部を減らすなどの改善を迫るべきだろう。
不認可とされた3大学は、そんな既存大学の教育内容を研究し「他の学校がやらないような教育を」と、チャレンジ精神に燃えていたことだろう。既存側はそのままで新設側に何もやらせないまま、バッサリその芽を摘んでしまっては質は低下する一方ではないか。文科相の論理には矛盾がある、と言われても仕方ない。
国の根幹に関わる教育の問題。このまま野党が黙っていたら日本もオシマイと思っていたら、さすがに自民党・石破茂幹事長が3日の会見で、「いかなる根拠にもとづくのか、思いつきでないということをきちんと述べない限り誤った政治主導だ」と正論を吐いたのには救われた。
今回の独断専行は選挙へ向け、存在感を見せるための大臣のパフォーマンスとの見方もあるという。もしそうなら不認可3大学はよけいやりきれない。大臣の裁量権乱用に「待った」をかけるのが国会の役目なら、国会で徹底的に追及してもらいたい。
(出典:サンケイスポーツ関西版 11/5付 抜粋)
にほんブログ村
にほんブログ村
すべからく、素人丸出しの人選であり・・・まあ、そういっても政権与党の人材不足は目を覆うところであるからやむを得ないのかも。
ならば、「いろいろやってみましたが、野党時代の評論家人生で素人の域を脱することができないので、この際政権を返上し一から出直します」と、潔い(いさぎよい)ところを見せればいいけど。
一旦権力の座を手に入れたら、もはや離したくない・・・と、駄々をこねている子供のような態度。子供以上にタチが悪い。古来から、日本人の誉れとは“潔さ”であったと思われるが、どうやら政権与党にはこの潔さが見受けられない。
これなら、次回の総選挙では二度と立ち上がれないものと推察できる
ところで、前述の大臣の質の低下について、このたび文部科学大臣に就任の田中真紀子議員、多くの国民が何かやらかすのではないかと見ていたら・・・やはり。
先般、石原慎太郎氏が都知事を降りて国政に打って出るとした際、早速「暴走老人」呼ばわりであった。このことは、昨今の学校教育の中で「イジメ」問題が大きくクローズアップされている最中(さなか)、学校教育を統率すべき大臣が、あのような暴言を吐くこと自体、「イジメ」の根源である・・・が、全くそのようなことを誰も(マスコミでさえも)重大視していないところに異常性を感じる。そして、この大臣の資質を疑いたくなる。
もっとも、その暴言を逆手にとっての石原氏であるが、このような発言を平気で行う者の人格異常を思わざるを得ない。
そして、極めつけは、先日の職権乱用と思われる「大学設置・学校法人審議会が出した『認可』の答申」を前触れもなくひっくり返した行為である・・・人格の形成にご本人の育った環境が悪かったのかも。
一種のパフォーマンスであろうが、何も考えない思いつきの行動であり、これからも次々と生来の我がままな破廉恥行為を行うものと思われる。恐らく、この方のポリシーとは、共産主義・社会主義思想にドップリでこれが正義、自らが正義であるとの左翼関係者と全く変わらないものであろう。このような資質の大臣であれば、我々国民がもっとも被害者である。
ただし、大学を拡充整備し増やすことを推進するものではないが、手続きを踏んで積み上げたものを一瞬のうちに破壊することに対する意見である。
今回の破廉恥大臣に関して、サンスポの「甘口辛口」欄に面白い記事が掲載されており・・・読んだあと、一服の清涼感を味わった。(咲・夫)
[追 記]~甘口辛口~
「暴走老人」と石原慎太郎氏を強烈に皮肉った田中真紀子文科相は、さしずめ「暴走大臣」だろう。来春開校予定だった3大学に対し「不認可」として騒動になっている。大学設置・学校法人審議会が出した「認可」の答申を、有無を言わせず土壇場でひっくり返した。恐るべき“腕力”の強さではある。
日本の大学数は5月現在783を数える。田中大臣は「約800校もある中、大学教育の質が低下している」と指摘した。それはわかるが、そうした質の低下は既存の大学の責任ではないのか。努力不足で行き届いた教育ができず伸び悩んでいる大学には私学助成金をカットし、自らの意志で学部を減らすなどの改善を迫るべきだろう。
不認可とされた3大学は、そんな既存大学の教育内容を研究し「他の学校がやらないような教育を」と、チャレンジ精神に燃えていたことだろう。既存側はそのままで新設側に何もやらせないまま、バッサリその芽を摘んでしまっては質は低下する一方ではないか。文科相の論理には矛盾がある、と言われても仕方ない。
国の根幹に関わる教育の問題。このまま野党が黙っていたら日本もオシマイと思っていたら、さすがに自民党・石破茂幹事長が3日の会見で、「いかなる根拠にもとづくのか、思いつきでないということをきちんと述べない限り誤った政治主導だ」と正論を吐いたのには救われた。
今回の独断専行は選挙へ向け、存在感を見せるための大臣のパフォーマンスとの見方もあるという。もしそうなら不認可3大学はよけいやりきれない。大臣の裁量権乱用に「待った」をかけるのが国会の役目なら、国会で徹底的に追及してもらいたい。
(出典:サンケイスポーツ関西版 11/5付 抜粋)
にほんブログ村
にほんブログ村