咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

ガラケー・・・それってなぁ~に

2013-02-06 22:29:40 | デジタルアイテム
 「『スマホ使いづらい』、ガラケー健在・・」との見出し。“スマホ”とは、スマートフォンの略と分かるけど、“ガラケー”とは何の略なのかな。最近は、何でもカタカナで略している単語が飛び交っているもので、当方たちの年代では即座に理解することができない。

 どうやら、携帯電話のことらしい。ガラの付いた、好きな絵柄の付いた携帯電話のことかとも一瞬思ったが・・・どうやら、違うらしい。産経ニュースの見出しから、内容(下段の[追記]参照)をよく読んでみると、な~るほど

 “ガラケー”とは、「ガラパゴス諸島の生態系のように独自の進化を遂げた日本のニーズに特化した携帯電話機」のことらしい。

 “スマホ”の急速な発展のために旧来の携帯電、つまり“ガラケー”のシェアーは追いやられて、消滅するのだろうかと思っていた。すると、“スマホ”を使っている人でも「電話とメール」専用の“ガラケー”を持っているとか。

 さらにインターネットよりも「電話とメール」がほとんどであるユーザーにとっては、“ガラケー”は最も便利で使い勝手がいいとのこと。それは、確かにそうである。

 当方も先般来“スマホ”に切り替えているが、メールがこれまでのように片手で素早く打てないから、ちょっとイライラしている。メールの文章も極めて簡素になってしまう。

 ちょっとは、慣れてきたが・・・片手で“スマホ”を支えて、片手でキーを叩いているが、再三間違える始末。

 たまに電話が掛かってくると、素早く取ることができない・・失敗、失敗。しかし、ネット検索や必要なアプリの使用にも慣れてきたから、外出中にあっては大変重宝している。JRAVAN NEXTは、これまでの”ガラケー”でチェックするのと違って、大変わかりやすく替えてよかったと思っている。

 と、言うことは、“スマホ”症候群の入り口に佇んでいるのかも・・・。もっとも、症候群になるほどには、使用する必要もないけど。何でも依存症で“スマホ”症候群になっている人たちのうち、特に女性に問題発生らしい。

 「『ストレートネック』にともなう症状(首の痛みや肩こり、ひどい場合は、めまいや吐き気)を訴える女性が増えている。正常な首の骨は、重い頭を支えるために、前方向きに彎曲しているが、『ストレートネック』は、姿勢の崩れや慢性的な疲労により、カーブは失われ、まっすぐになってしまう」とのこと。

 何でも、ホド、ほど・・・だね

 ところで、最初の“ガラケー”の件

 「ガラケーは通話とメールしかしない人や、変化を求めない利用者など、一定のファンがいる。スマホが生活インフラとして欠かせなくなるまでは需要は衰えないし、市場から消えない」(通信アナリスト)とのことで、根強い人気を保っているらしい。

 そう言われれば、家内も外出してまでインターネットを利用することもなく、もっぱら「電話とメール」利用が100%近いから・・・ガラケー利用者と言える。

 また、当方のように近視で年を重ねたものは、メガネをとれば近くの小さな文字も見えるから“スマホ”のネット上の通常文字で十分であるが、老眼鏡に頼っているものには、小さな文字はかなりキツイと思われる。

 毎日利用しているノートパソコン、自宅にいる際には当然のことながらパソコンの利用率がもっとも高い。“スマホ”専用のアプリを使う必要性に迫られていない当方、外出中は補助的に利用ということになる。

 ところで、ガラケーに関する報道、最後は次のような内容で締めくくられていた。

 「文字通り日本特有のガラケーには、日本の携帯電話文化の『進化』の歴史が詰まっており、簡単には廃れなさそうだ」

 なるほど、捨てがたいものであると改めて思わせられた。(夫)


(左・スマホ、右・ガラケー)


[追 記]~ガラケー健在のニュース~
 スマートフォン(高機能携帯電話)の普及の陰で、「ガラケー(ガラパゴス携帯)」と呼ばれる従来型の携帯電話機が、根強い人気を保っている。電話やメールが中心のシンプルな機能や、使いやすさが固定層に支持されているためだ。用途に応じた割安な料金体系も魅力で、国内メーカー各社は、ニーズに合わせた商品を投入し続けている。

 ガラケーは、ガラパゴス諸島の生態系のように独自の進化を遂げた日本のニーズに特化した携帯電話機。東京・秋葉原の家電量販店「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」の携帯電話販売コーナーでは、販売スペースのほとんどをスマホが占める。その中にあって、従来型のガラケーが並ぶ一角でも、商品を手に取る人が後を絶たない。
 同店によると、ガラケーの購入者は30~50代の男性が多く、「スマホが使いづらい、電池が長持ちしないので不満」などの理由を挙げる。スマホに移行してから、ガラケーに逆戻りする人も少なくないという。

 調査会社のMM総研の調べでは、平成24年度の携帯電話出荷台数の見通しは4240万台で、このうちガラケーの比率は約26%を超える。スマホの普及は今後も加速するが、28年度時点でも、ガラケーは15%程度の出荷が見込まれ、需要は底堅い。
 同総研は「ガラケーは通話とメールしかしない人や、変化を求めない利用者など、一定のファンがいる。スマホが生活インフラとして欠かせなくなるまでは需要は衰えないし、市場から消えない」(通信アナリスト)と分析する。
 利用料金の安さも、ガラケーの魅力の一つだ。高速データ通信「LTE」対応のスマホに比べ、電話とメール機能の使用に限ったガラケーの月額使用料金は「スマホよりも3千~4千円安い」(同)とされる。

 実際に、通信各社の料金体系は、ガラケーの最も安い基本料金プランと、高速通信対応のスマホの月額料金は「約2~5倍ほどの開きがある」(大手通信会社)という。スマホとガラケーを2台持ち、使い分ける人も多くいる。
 国内の大手電機メーカーも、薄さやボタン操作のしやすさ、電池の持ち時間の長さなどを売りに、ガラケーの更新機を相次いで投入している。文字通り日本特有のガラケーには、日本の携帯電話文化の「進化」の歴史が詰まっており、簡単には廃れなさそうだ。
(出典:msn 産経ニュース 抜粋)

参考資料:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、msn 産経ニュース他

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