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政権交代のできる政党を作って、日本を変えると盛り上がったのも過去の話となっている。
あのころ、民主党は輝いていた。
ひょっとしたら、思いもよらずいい政治を国民に教諭し、引っ張って行ってくれるものと思ってもみた。
2009年7月21日衆議院解散。
同年9月16日鳩山由紀夫内閣誕生。
民主党、社会民主党、国民新党の3党連立内閣の成立だった。
つかの間のことながら、大多数の国民も政治に関心を持っていた。
ところが、この民主党政権が出来上がってからは、日米同盟を基軸とした強い結束力にもタガが緩みはじめた。
何を考えているのか、全く理解できない国政。
フラフラ、フラフラ暗黒の宇宙をさまようような内閣だった。
その後、菅内閣、野田内閣と2012年までの3年間が過ぎ去った。
この間、国民は一体何を得て、何をなくしたのであろうか。
得るよりも、なくすことが多すぎたと思える。
それゆえに民・社・国連立政権の主軸をなしていた民主党は空中分解。
細々と生き残りをかけていた民主党。
意見の対立で民主党を飛び出して、大阪で発祥し国政に一陣の風を起こした維新の党に潜り込んだメンバー。
そのメンバーも、時を経て東西に分裂。
「維新の党」と「大阪維新の党」。
今問題となっているやくざな世界、長い歴史のある大きな組織が分裂した経緯にも似ている。
元は民主党のメンバーも多い「維新の党」と「民主党」が、再び合併するとの話が勃発していた。
広く新党名を公募した結果。
「新党名を『民進党』とすることを決めた」との報道。
空白の3年間を作った民主党、ついに名前も新たに再出発とのこと。
新たな党の綱領とは、一体なんであろうか。
何がしたいのであろうか。
昨日の朝ドラ「あさが来た」。
成澤泉(瀬戸康史)が、女子大学校設立に奔走する様子を見て、大隈重信婦人・綾子(松坂慶子)が発する台詞があった。
成澤泉も長州の出身、さすがに大義のために命を張って女子大学校設立に奔走し、立派なことである…と言ったような内容だった。
つまり、大義のためには私利私欲を捨てて・・・。
今の国政を担う政治家諸氏、果たしてどれほどの政治家が、大義のためにすべてを投げ打っているであろうか。
離合集散を繰り返している野党陣営。
「大義のためには私利私欲を捨て」、本当に働く気概があるのか疑わしい。
このようなことだから、近隣諸国からなめられるのであろう。
もっと、強い日本を築き上げてほしいものである。(咲・夫)
[追 記]~新党名は~
民主党と維新の党は14日午後、新党協議会を国会内で開き、合流後の新党名を「民進党」とすることを決めた。
(出典:Yahoo!ニュース 抜粋)
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