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久しぶりに「少林寺」に係る映画を観た。
「少林寺」の映画としては、ジェット・リーことリー・リンチェイ主演作が最初に観た映画(1982年製作)である。
中国武術があまりにも美しく、素晴らしく、ところ狭しと躍動することに驚いたものである。
特に中国武術5年連続1位と前評判のリー・リンチェイ、その運動能力に感銘させられたものである。
ハリウッドへ進出後の活躍も素晴らしい俳優であり、武術家である。
今回は、ほとんどと云うか、全く知らない俳優陣が出演する「少林寺 十八の羅漢」(2020)をレンタル。
その映画を観賞、冒頭に実話をもとに製作とあった。
この映画に似たようなことが題材と云うことらしい。
日本の海賊・倭寇が、中国沿岸の村々を襲って、略奪、殺戮。焼き討ちなど非道の限りを尽くしている。
そのことを憂う明の国王から少林寺の高僧に対して、砦を守る兵士たちに武術指導をする旨の要請があった。
高僧は文武両道に秀でている18人の僧兵に対して、国王の命を伝え倭寇と戦う最前戦の砦に向かわせた。
18人の僧兵は、近辺の村々が襲われた悲惨さを目の当たりにした。
逃げ惑う村人を追って倭寇がやって来る。
その村人たちと遭遇し、倭寇と対峙する僧兵たち。
倭寇の掲げる旗印、織田家の家紋が付いているから驚きでもある。
織田信長の時代よりも前の時代のころの倭寇の話なのに・・・。
下手くその日本語のセリフ、まげの形と鬘が無茶苦茶など荒唐無稽のものだった。
その倭寇を追っ払って、助けた村人たちを伴って砦に到着。
すると、そこには兵士の姿がない、砦を捨て敗走したらしい。
いろいろと小競り合いもあって、最後は倭寇と戦う18人の僧兵と明の兵士一人。
砦をいろいろと改造し罠も作って、クライマックスの戦いへと物語が展開。
見知らぬ役者さんたちであったが、面白く時には考えさせられながら最後まで楽しめた。
久しぶりの少林寺映画だった。(夫)
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