旅ときどきマラソン&ビール

前期高齢者の日常報告。家庭菜園、マラソン大会。好きなビールの他、ワイン等の話題。手料理の披露。ときどき旅の話題も。

タイ・ミヤンマー・アンコールワット旅行(その3)

2010-03-16 21:58:37 | 旅行

今回の旅行ではタイの北方へも行ってきました。
バンコクのフアランポーン駅からチェンマイまで、夜行寝台列車で約14時間。タイで寝台列車に乗るのは初めて。ビールを飲んで、いつの間にかウトウト。朝があけて、予定より1時間ほど遅れて20年ぶりのチュンマイです。
チェンマイ駅からメイン通りをぶらぶら。懐かしい堀と城壁跡。バンコクの喧騒から逃れ、どこか落ち着く小都市の雰囲気はいいものでした。
そして、バスで次の町「チェンライ」へ。この町は初めて。少し古いガイドブックのため到着したバスターミナルを町中と勘違いし、方向を磁石で確認し歩く。が、行けども行けども目指す時計台が見えない。泊まるホテルも探さねばと、結局到着したターミナルへ戻り、TAXIで町中へ。数年前に第2バスターミナルができ、長距離バスはここに到着とのこと。町中から6Kくらい離れている。時間をロス。ようやく夕方に町中でエコノミークラスのホテルにチェックイン。一泊400バーツ(約1120円)なり。
翌日は、ワットを2か所見て、すぐにローカルバスにて、ミヤンマーとの国境の町メーサイへ。エアコン無しのバスに揺られて約2時間。途中、タイ警察による検問が2か所。外国人はパスポートを見せるだけですが、タイ人にはIDカードのチェックが厳しいようでした。やはり、北方からの密入国者が多いのでしょうか。
メーサイ到着後、タイ・ミヤンマー・ラオス3国が接している地点、いわゆるゴールデントライアングルへ。乗ったソンテウ(トラックを改造した乗り合いタクシー)の運転手は、「40分後には戻ってくる」と言っていましたが、1時間半たっても戻ってきません。仕方がなく、さらに先の町チャーンセンへ。そこで、なんとその運転手を見つけることができました。が、「今日はもうメーサイへ行く車はない」とのこと。途方に暮れていると、営業を終了したハズのソンテウの別の運転手が「500バーツでどうだ」と言ってきます。350バーツまで値切って、ソンテウ貸切でメーサイへ無事?に戻り、やはりエコノミーホテルへチェックイン。
翌日はミヤンマーの町タチレクへ。陸路を徒歩で国境を通過するのは初めての体験。タイ出国は簡単。しかし、ミヤンマーでは入国ビザ代が1日10ドルとられ、さらにパスポートを預けて、写真付の入国許可証でようやくタチレクへ入るという手順。
国境付近は屋台マーケットが多く、また物売りが多く、声かけを断るのに、ゆっくり歩くこともままなりません。マーケットから離れ、ミヤンマーの生活を見て歩きました。驚いたことは、携帯電話のネットワークがここでもキチンと届いていることでした。
しかし、メイン通りでは目つきの鋭い軍人が大勢乗ったトラックが頻繁に行き来し、やはりここはタイとは違うんだと実感した瞬間でした。
タイへの再入国。ミヤンマー側ではパスポートを返してもらいまったく問題なく出国。しかし、タイ入国管理事務所では、陸路入国なので滞在許可が「14日」とのスタンプを押されてしまいました。帰国予定日がオーバーステイになってしまいます。
しかし、アンコールワットへ行くつもりでしたので、そのまま大人しく引き下がり、タイへ再入国しました。
その後、バンコク行きの長距離夜行バスに乗り、翌朝5時45分に、無事、バンコク北バスターミナルへ到着し、4泊の強行日程の小旅行を終えました。

写真は、メーサイからミヤンマーへ陸路で入国するイミグレーションです。

コメント
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