1ケ月のタイ滞在の最後は、南部への小旅行。2月16日から1泊2日の旅。
もちろん、フアランポーン駅から鉄道の旅で、フアヒン海岸とさらに南部のスラタニまでの強行軍。
フアヒン海岸には20年前にも行ったが、すっかり状況が変わっていた。
さびれた小さな町のイメージが、すっかり観光地化。
なんと海岸近くのビアガーデンではビール1杯が約200バーツ(約600円)と、バンコクの歓楽街の3倍もの値段。外国人も多く、駅近くのマーケットも無くなっていた。
早々にフアヒンを発つことにし、さらに南部のスラタニまで寝台列車で移動。
平日なのに、夜の8時台の列車しか指定がとれない。まだ暗い朝5時近くにスラタニ駅到着。「深夜特急」の沢木耕太郎も降り立った駅である。
彼は「駅前には、なにもなかった」と書いていましたが、そのとおり。実は、鉄道駅は町からそうとう離れており、バスで町までいく必要がある。それをしないで彼はさらに南へ向かったが、私はまちを見たく、バスを1時間近く待ち、町中へ。
ちょうど通学時の子供たちが多く、活気を感じたが、大きな町ではなく、すぐにタイランド湾へ出るダービー川のフェリー発着場へ。リゾート地としてすっかり有名になったサムイ島への船もあり、次回は船で島へ渡ってみたいと感じたところである。
さて、今回の旅はこれで終わり。バンコクへの帰路は、長距離バスを選択。昼間の長距離バスはいいものである。南の国特有のヤシの木のプランテーションが多くあり、見ているだけであきない。10時間後にバンコクの南バスターミナルへ無事到着。奮発してタクシーでホテルへ帰還。いろいろあった4週間が終わった・・・・。
この小旅行のあとは、お土産の買い物と、都心の公園で実に24日ぶりのジョギング。痛めた右ヒザも何とか持ちこたえ、1時間半ほどゆっくりと走ることができた。
これで今年もなんとか、春からのレースや道内一周ランもOKか。一安心して日本へ帰国。
しかし、今回利用した大韓航空は便利である。仁川空港乗り換えで新千歳空港まで直。
今月26日にオープンした新千歳空港の国際線ターミナルの利用が、これからは多くなることは間違いない。
写真は、夕暮れのフアヒン海岸です。