小海線小淵沢駅を出るとしばらく西へ向かう中央本線と1.3km程並走する。そこからちょうど中央自動車道小淵沢ICを中心とした円を描きながら右回りに巻くように登って行く。そこがこの写真の撮影地となり、小海線の撮影地としては撮り鉄をする人には有名な場所となる。 この写真では実現できなかったが、南アルプスを代表する百名山「甲斐駒ケ岳(2967m)」を背景に撮影できるポイントだからだ。八ヶ岳を背景にする撮影地と同様、高原列車の名に相応しい撮影場所だからこそ多くの人を魅了する撮影地になったのだろう。 夏は日差しが強く、ちょうどハイブリッドディーゼル列車の運行時刻が、陽が高い時間帯だということで条件の悪い撮影となったが、夏の様子と田んぼの穂が出始めたいい時期が重なったのでこれもまた倉庫の一枚となった。 |