紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

クラブ三昧

2007-06-13 23:56:08 | ファミリー
 Kちゃんはクラブ活動に夢中である。「今日の私の卓球」について、熱く語ってくれるが、私は運動部に入部した事がないので、「うんうん」「へええ」「よかったね」くらいの相づちを打つしかない。

 お父さんだったら、専門的なアドバイスのひとつもでき、近くの市民体育館で打ち合う事も可能である。

 それでも、楽しそうに語り続けてくれる。以前は車にひかれたカエルの様に、帰宅直後は手足を投げ出してばったりと唐鼾桙ナいた。今日は珍しく余力を感じさせながら、塾に向かった。

 そういえば彼女は6年生の時から、中学生活のメインをクラブ活動に決めていた。「これをしてみたい」というものがなかったので、やりがいのある、居心地のいい(先輩がやさしい)、ガンガンと攻め込むようなクラブを探して入部したのが卓球部である。いかにも彼女らしい選択方法である。

 一方、お兄ちゃんは新聞部員となり、グルメ取材とか校正とか印刷だとか、なんだか楽しそうである。今日は学内で新聞配達をしたらしい。もちろん出来上がった新聞を親に見せてくれることは、絶対にありえない。クラブ活動時に暇があれば倉庫にこもり、独自にBNを調べて閲覧し、盛り上がっているらしい。ガリ版印刷の頃である。

 この間彼が「新聞部のセイジハンの先輩が・・・」といいかけたので、父親・H氏が驚き、「ええっー!! 政治犯がおるのか~!? すごいな~! なんで捕まったんや?」となぜかヨロコんで訊ねた。
 
 Tくんはきょとんとして「え? いろいろ分かれてるんやけど。スメ[ツ班とか、政治班とか」
 「なんや・・・その班か~」と、がっかりするH氏であった。

 なにはともあれ新しい世界で、ぎっしりと吸収し、貪欲に学び、思い切りエンジョイしている子どもたちである。