まずはお知らせ。昨日の「さるぼぼ」お土産の写真、アップしました。
今日は珍しく午前の部、午後の部と2カ所、ひとりでお出かけ。
午前中は近江八幡のボーダレス・アートミュージアムNO-MAにて開催されていた「『近江八幡お茶の間ランド』にちょっと寄ってくれはらへん?(ふつうの町のキュートな日常)」に、寸暇を縫っての突撃。最終日だったので、本日が最後のチャンスだったのだ。
それに昨年しん平さんに案内ちらしをもらった時点で、もう行く気満々だったのだ。「お茶の間ランド」というネーミングだけでも、間違いなく私のテイストの濃厚な部分にひっかかる。
恐ろしく寒い風の中、ちょっと歩くけれど小学校のPに車を止めさせていただく。コートもマフラーもなしで、無謀な徒歩5分の後、NO-MAに到着。
入場料300円を払って足を踏み入れるや、見た事の無い瓶入りのお醤油が樽の上に数種類並んでいる。こういうのに弱い私は、即、購入出来るのか、受付のお姉さんに確認すると、これはディスプレイ用なので、近くのこのお醤油を製造販売しているお店で購入できるとのこと。
そのお醤油屋さんが出品したのはお醤油だけではなく、水槽に居並ぶミニドッグ人形たち。水槽に犬、という奇抜さに思わず顔がほころぶ。発想の自由さに唸る。
入口からして、しっかり「つかまれて」いるのだから、足を踏み入れるたびに、「町の普通の??ひとの底力」というものに引きずりこまれ、何度も足を止め、へええ、へええ、あ、なつかし!!と思わず口に出してしまう。そんなところを、ご夫婦でみえたしん平さんに発見される。相変わらず年齢不詳なキュートなご夫婦である。
普通の??雑貨屋さんの出品された、どう見ても70年代のブーフーウーの絵の入ったお弁当箱とか、(きっと)高橋真琴先生のイラストが入った丸い水筒とか。トイレにぶら下がっていた手洗い用の小さな水タンク??とか。
いや、ほんとに滋賀県には、ちょっと信じがたいようなお宝雑貨屋さんが、実は点在しているのですよね。こういうお店を見つけたら、即入店して、めぼしいモノを物色して購入するの、実はH氏は大好きなのです。
2階には、「ふつうの??ヒトのコレクション」がとても大切にきれいに几帳面に保存されていて、「コレクターには、分類とマメな性格が必要」ということが、ひしひしと判る。
煙草のパッケージは何かの記念ー例えば市制30周年ーとかに期間限定で記念仕様のパッケージで販売されるみたいで、そのコレクションは実に丁寧、かつ緻密に集められ、県別にファイリングされていた。箸袋のコレクションとかもされているらしい。
また結婚して50年を共に過ごしたご夫婦が、結婚記念日ごとに旅行に行かれて、旅先で購入したお土産の置物や人形などがずらりと。スタッフの方の話では、高齢な方だけど、今も昔も対等で仲むつまじいご夫婦らしい。展示品には、あれこれとエピソードがあり、物語があるのだ。
じっくりと見たつもりだが、時間切れでちょっと残念。気に入った展示は3回くらいは、ぐるぐる会場を往復しながら見るのだけれど、今日は1回のみ。
「いいものをみせてもらった」感でいっぱいになり、激しい吹雪の中を、元気に車まで戻った。
午後の部は、明日報告ということで。
追記:NO-MAは、蔵もお庭もあるほどよい大きさの町家を利用した場所なので、手編みのコタツカバー(これも展示品の一部)のかかったふつうのコタツが何の違和感もなく、えらく普通に存在していた。ちゃぶ台だって常時ある。「アートミュージアム」といった気取った所の無いところがお気に入り。
そういう和める普通の場所を活かし、アウトサイダーアート関係者や福祉関係者だけが内輪でがんばる場所じゃなく、ご近所感覚でゆるくネットワークを広げて行く懐の深さと大きさにとても共感出来るのだ。
今日は珍しく午前の部、午後の部と2カ所、ひとりでお出かけ。
午前中は近江八幡のボーダレス・アートミュージアムNO-MAにて開催されていた「『近江八幡お茶の間ランド』にちょっと寄ってくれはらへん?(ふつうの町のキュートな日常)」に、寸暇を縫っての突撃。最終日だったので、本日が最後のチャンスだったのだ。
それに昨年しん平さんに案内ちらしをもらった時点で、もう行く気満々だったのだ。「お茶の間ランド」というネーミングだけでも、間違いなく私のテイストの濃厚な部分にひっかかる。
恐ろしく寒い風の中、ちょっと歩くけれど小学校のPに車を止めさせていただく。コートもマフラーもなしで、無謀な徒歩5分の後、NO-MAに到着。
入場料300円を払って足を踏み入れるや、見た事の無い瓶入りのお醤油が樽の上に数種類並んでいる。こういうのに弱い私は、即、購入出来るのか、受付のお姉さんに確認すると、これはディスプレイ用なので、近くのこのお醤油を製造販売しているお店で購入できるとのこと。
そのお醤油屋さんが出品したのはお醤油だけではなく、水槽に居並ぶミニドッグ人形たち。水槽に犬、という奇抜さに思わず顔がほころぶ。発想の自由さに唸る。
入口からして、しっかり「つかまれて」いるのだから、足を踏み入れるたびに、「町の普通の??ひとの底力」というものに引きずりこまれ、何度も足を止め、へええ、へええ、あ、なつかし!!と思わず口に出してしまう。そんなところを、ご夫婦でみえたしん平さんに発見される。相変わらず年齢不詳なキュートなご夫婦である。
普通の??雑貨屋さんの出品された、どう見ても70年代のブーフーウーの絵の入ったお弁当箱とか、(きっと)高橋真琴先生のイラストが入った丸い水筒とか。トイレにぶら下がっていた手洗い用の小さな水タンク??とか。
いや、ほんとに滋賀県には、ちょっと信じがたいようなお宝雑貨屋さんが、実は点在しているのですよね。こういうお店を見つけたら、即入店して、めぼしいモノを物色して購入するの、実はH氏は大好きなのです。
2階には、「ふつうの??ヒトのコレクション」がとても大切にきれいに几帳面に保存されていて、「コレクターには、分類とマメな性格が必要」ということが、ひしひしと判る。
煙草のパッケージは何かの記念ー例えば市制30周年ーとかに期間限定で記念仕様のパッケージで販売されるみたいで、そのコレクションは実に丁寧、かつ緻密に集められ、県別にファイリングされていた。箸袋のコレクションとかもされているらしい。
また結婚して50年を共に過ごしたご夫婦が、結婚記念日ごとに旅行に行かれて、旅先で購入したお土産の置物や人形などがずらりと。スタッフの方の話では、高齢な方だけど、今も昔も対等で仲むつまじいご夫婦らしい。展示品には、あれこれとエピソードがあり、物語があるのだ。
じっくりと見たつもりだが、時間切れでちょっと残念。気に入った展示は3回くらいは、ぐるぐる会場を往復しながら見るのだけれど、今日は1回のみ。
「いいものをみせてもらった」感でいっぱいになり、激しい吹雪の中を、元気に車まで戻った。
午後の部は、明日報告ということで。
追記:NO-MAは、蔵もお庭もあるほどよい大きさの町家を利用した場所なので、手編みのコタツカバー(これも展示品の一部)のかかったふつうのコタツが何の違和感もなく、えらく普通に存在していた。ちゃぶ台だって常時ある。「アートミュージアム」といった気取った所の無いところがお気に入り。
そういう和める普通の場所を活かし、アウトサイダーアート関係者や福祉関係者だけが内輪でがんばる場所じゃなく、ご近所感覚でゆるくネットワークを広げて行く懐の深さと大きさにとても共感出来るのだ。
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