豚舎解体

すっかり豚舎の姿が消えてしまいました。
先輩方の思い出の場所がなくなってしまうのは残念ですが
若者たちが学ぶ新たな施設が建つので仕方がありません。
ここには太陽光や風力を活用できるガラス温室が建つ予定。
しかしユニークなのはこの施設の使い方です。
どこの農業高校にも立派なガラス温室があり、
そこでは農場の先生方の管理によって農作物が生産されています！
つまり学校にとって畑や水田と同じ圃場なのです。
したがって生産をあげなければならないため、
生徒が温室の制御装置をいじったら大変なことになります。
ところが新学科「環境システム科」では温室の環境制御を通して
施設園芸のノウハウや付帯機器の仕組みや関連資格を取得する学科です。
そのため環境制御装置を自分でいじらないと始まりません。
自転車は乗っている人を見ているだけでは乗り方を覚えられません。
挑戦して転んではじめて感覚が身につきますが、新学科の生徒も同じで
失敗しながら学んでいきます。これは技術を身につけるのに必要な体験です。
新設が予定されている温室はこのように生徒たちが自分たちの力で環境を制御し、
各自のアイデアを活かしながら栽培できる新発想の施設となります。
全国でも例のない新たな教育手法でチャレンジする名農に応援お願いします。

ダンプカーに注意

先週、朝から校地内をダンプカーが数台走っていました。
以前にもご紹介した豚舎の解体工事のためです。
豚舎解体が終わると環境システム科のための温室が作られる予定。
このように新学科のための準備がどんどん進んでいます！
名農生は現在、春季休業中。
したがって授業は休みのため
登校する生徒は限られています。
しかし普段とは違う大形車両が走っているので注意が必要です。