サクラソウ前線

種差海岸から救出したサクラソウ。
播種してから今年で２度目の春となりますが
気をつけてよく見ると小さな小さな蕾がついています。
無加温とはいえ、温室のため
開花が早くなるのは想像できますが、それにしてもまだ４月上旬。
例年の自生地より１ヶ月も早い成長です。
埼玉県の田島ヶ原のサクラソウは特別天然記念物。
100～150万株ものサクラソウが自生する日本で最も有名な場所です。
そこで毎年行われるサクラソウ祭りは４月中旬。
八戸の種差海岸の開花は５月中旬！
このようにサクラソウ前線は本物のサクラよりゆっくり北上します。
しかし今年、サクラの開花は記録的に早くなりました。
ということはサクラソウの開花も早くなる可能性があります。
もしかしたらチーム３年目の活動も早まるかもしれません。

ベゴニア５３００鉢

これは先週、新３年生のチームのメンバーと植えたベゴニアです。
９時から11時30分までの３時間半で移植した苗は
数えてみると驚くことに５３００本！！
それもたった５名で頑張りました。
この春の異動で草花を担当されていた農場の先生が転勤されました。
その先生の最後の実習だったので、みんな頑張ったのかもしれません。
この移植実習といい先日のポスター発表といい
なにかと何時間も立ちっぱなしが続いている３年生。
本当にお疲れさまです。
４月からは新２年生が移植実習を行っています.