放射線の利用

宿根草のキキョウたちがまた顔を出してきました。
順調に育つと初夏から夏にかけて
名農で３年目の花を咲かせてくれるはずです。
このキキョウはチームがイオンビームという
目に見えない放射線を種子に照射して育てているものです。
光を使って研究しているチームですが
とうとう放射線にまで手を出してしまいました！
もちろん名農には照射施設はありませんから
理化学研究所に依頼しています。
すると植物は突然変異を起こしいろいろな変化があらわれます。
40鉢ぐらい育てていますが、花・葉の形や開花時期、草丈などが
変わってくるのでとても面白いキキョウに出会うことができます。
毎年チームの担当者が調査をしていますが、
そろそろデータをまとめて皆さんに紹介したいと考えています。
今日は始業式。いよいよ新年度がスタートします。

自然エネルギー

草花の温室では苗を移植するだけではありません。
ここでは種子を播いています。
しかしまだ朝夕の気温が低いので
このような保温できる育苗器で管理されます。
温室全体もボイラーで保温していますが
この育苗器のオレンジの床も
電熱線が入っていて保温されています！
このように草花栽培でもたくさんの電気エネルギーを使います。
新学科の環境システム科では太陽や風力という
自然エネルギーを活用した省エネ技術の研究も行われます。