花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

防霜ファン

2010年02月23日 | 学校
果樹園です。お茶畑に見られるような
大きなファンが柱の上についています。
昨年の春、遅霜のためサクランボなどの芽が
被害を受け収量が減ってしまいました・・・。
そこで対策として登場したのが、この防霜ファンです。
間違っても暴走ファンではありません。
気温が下がって霜がおりそうだとセンサーが感じると
自動的にファンが回りだし、樹園地の空気を撹拌します。
これにより冷たい空気が下りるのを防ごうというものです。
今年は豊作になれば良いですね。
そういえば豊作を祈願する「えんぶり」も始まりました。
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フラワーアレンジ

2010年02月22日 | 園芸科学科
パステルカラーのきれいなカーネーションです。
きれいにアレンジされて廊下に展示されています。
園芸科学科ではフラワーアレンジの知識と技術を身につけることが出来ます!
この日は外部講師を招いて本格的に学んだようです。
この技術は家庭でも簡単に試すことができるので
特に女子には人気があるようです。
でも男子もなかなかうまいもんです。
3月1日は卒業式。
一足早く校内を明るく飾っています。
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紅玉のジュース!

2010年02月21日 | 学校
リンゴ産地の名農名物のリンゴジュース「太陽の香り」です。
3種類のリンゴをブレンドしているそうですが、
酸味もありとても美味しいと評判です。
味の秘密は名農産の紅玉を半分以上使用しているからです。
もちろん瓶詰めも名農で行っています!
また姉妹品としてブドウジュースもありますが、
こちらは100%だとあまりに「濃すぎて飲めない」と
嬉しい苦情が来るくらい美味しいんです。
このように6本入りの化粧箱もあるので贈答品にも使えます。
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クリスマスローズ展

2010年02月20日 | 学校
これこそクリスマスローズと呼ばれる原種のノイガー(ニゲル)です。
加温すると本当にクリスマスの頃に咲きます。
写真の株は加温せずに放置していたため、
つぼみは12月には出来ていましたが2ケ月もたった今満開になりました。
ところが一般にクリスマスローズとして販売されているのは
オリエンタリスという系統で加温しても開花は今頃です。
イエス様の復活祭(3月下旬)の40日前の受難節(レント)に当たる時期なので
この花は正しくはレテンローズと呼ばれ、クリスマスローズとは区別されます。
青森では屋外に放置すると開花は4月になってしまいます!
青森でも今、各地でクリスマスローズ展(本当はレテンローズ)が行われています。
播種してから開花まで3年。つぼみをつけても開花まで数ヶ月もかかるなど
クリスマスローズの時間はゆっくり流れます。
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知的財産

2010年02月19日 | 学校
地域の魅力発信アイデアコンテストの表彰式。
名農のアップル・ガールズ5人組が高校の部で大賞を受賞しています!
審査委員からは「このアイデアをぜひ全国区にしたい」とか
「真似されちゃうから登録商標をとるべき」という激励やアドバイスを受けました。
仙台でも販売してほしいという声も多く寄せられました。
日本は資源の乏しい国であるため科学技術で世界に勝負してきました。
しかし最近はモノ作りやイノベーションが弱体化してきたという声もきかれます。
高校で知的財産の学習が盛んになっているのは、そんな声があるからでしょう。
いろいろな学校が素晴らしいアイデア商品を考えていますが、問題はその後。
知的財産を保護する費用はどこにもありません。
せっかくのアイデアが毎年、生まれては消えていく・・・
なんだかもったいない気がします。
開発を通してさまざまなことを学ぶことが主であり、確かに大きな教育効果は
ありますが、その結果である知的財産も守る支援も必要かなと思ったりします!
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