花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

アナログ観測

2010年09月25日 | 学校
第1農場の管理室の壁に気温のグラフをたくさん見つけました!
しかも1枚1枚すべて手作りです。
しかし最近のものはありません。
これはかつての名農気象班が作成したものです。
当時は先生と生徒が年中無休で手作業で観測を数十年も続け、
果樹が盛んな地域の農業関係者に発信していました。
日本学生科学賞の日本一はもちろん、さまざまな賞をいただいています。
しかし時代の流れで現在は自動観測され、気象班もなくなってしまいました。
でも地域からは今も名農の気象データが欲しいといわれ、そのつど提供しています。
アメダスではなく、この地域のデータが必要だからです。
観測はアナログからデジタルに変わっても、気象と農業は密接な関係があります。
温暖化などが叫ばれる今、新しいサイバー気象班が誕生するかもしれませんね!
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ポスターセッション

2010年09月24日 | 学校
最近、名農が積極的に行っているのがポスターセッション。
いつもの農業クラブの発表では発表時間が決められているため
時間オーバーを防ぐ目的でほとんどの場合、原稿を読むことになります。
ところがポスターセッションでは、時間制限はありません。
またテーマに興味を持ってやってきた目の前の聴衆者に
模造紙1枚ぐらいの図表を見せて説明するので原稿などもありません。
もちろん説明後は自由に討論することになるので
当たり前ですが内容の理解と説明する表現力が必要です。
しかし残念ながらこの形式の発表会は青森県にはありません。
したがって学習の機会を求めて他県で行われる大会に挑戦しています。
明日は千葉大学で高校理科研究発表会が開催されます。
この大会に名農からも参加しますが、まったくの新人が2名います!
そのうちの一人は1年生の女子!なかなかやるもんです。
光と光合成と草花の生育について実験結果を報告する予定です。
また偶然ですが同日、東京大学で行われる日本動物学会に挑戦する生徒もいます。
みな国公立大学を目指す生徒ばかり。どんな力を身につけるのか今回も楽しみです!
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リンゴ箱

2010年09月23日 | 学校
リンゴは収穫後、このような木箱に入れられます。
これを「リンゴ箱」といいます!
津軽ではこの箱を専門に作る業者もいるらしく
年間では数十万個も製造するそうです。
流通する時はきれいな化粧箱に入っていますが
この箱もなかなか味のあるものです。
これを裏返すといすやテーブルにもなります。
このように産地には面白いものがあるのです。
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道の駅

2010年09月22日 | 学校
道の駅にリンゴが並び始めました!
赤いのは「つがる」、黄色は「黄王」という品種です。
まだ出始めであまり購入している様子は見えませんでしたが
いよいよリンゴの季節という感じになってきました。
名農の収穫も先週から始まり,
白いリンゴチームも「つがる」の収穫を終えました。
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クリスマスローズ

2010年09月21日 | 学校
クリスマスローズの鉢替えです。
苗は今年早春に発芽したものと一昨年発芽したものの2種類です。
2年目ともなるとずいぶん大きくなるものです。
開花したらもらえるとのことで、みんな頑張って管理しています。
今週末、千葉大学で高校生の研究発表会が行われます。
また東京大学で日本動物学会の全国大会が開催され、
高校生のポスター発表も併催行事として行われます。
いずれの大会にも名農生は選出されました。
結果には関係なく、取り組むことで度胸、コミュニケーション能力、
質問力など授業ではなかなか伸ばせないさまざまな力を育ててくれるポスター発表!
初出場の新人も頑張って自分に挑戦してほしいものです。

地方紙に夏休みに東京工業大学で行われた日本進化学会での
名農の入賞記事が紹介されています。ご覧ください。
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/09/01/new1009011602.htm
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