稲刈り

学校の下にある一般の方の水田が一部刈り取られました。
今はちょうど稲刈りの適期です。
猛暑のため収穫が例年より早まっているようです。
今年の猛暑はいろいろなところに影響を与えています。
名農には水田はあるのですが、
あまりに小さいので麦が植えられています。
しかし来年はまた水田を復活させるという計画があるようです！
地域の子供の食育に水田は格好の教室です。
来年は小学生と高校生がともに楽しむ
田植えが紹介できるかもしれません。

カロテノイド

収穫前に袋を１個だけ開けてみると白いはずのリンゴが淡い黄色です。
これには後輩も困ってしまいました。
リンゴ作りのプロである果樹研究グループでも同じような状態だといいます。
緑と赤の色素は光と関係しているので遮光すると合成を防ぐことはできます。
しかし黄色のカロテノイドの合成には光を必要としません。
さらに気温が高くなるとその合成速度は速まります。
柿には収穫後２５℃以上で保存することでカロテノイド色素を増やし
色づきを良くさせる技術まであります!
この地域の８月の平均気温は平年で約２１℃前後。
ところが今年は猛暑で２５℃をわずかに超えました!!
今年の異常気象はこんなところにまで影響を与えています。
このところ、新聞やTVなどの問合せが増えていますが、ピンチです！

アップルデザイン製作委員会緊急集会

第１農場に集まったのはアップルデザイン製作委員会のメンバー!!
収穫適期が間近になった品種「つがる」の樹の前で集会です。
どうやら白いリンゴの今年の出来を確認しているようです。
「サイレントホワイト」という白いリンゴを開発し
今まである赤、黄、緑のリンゴの組み合わせで
贈り手の想いを届ける新しいギフトスタイルを提案し、
京都大学や経産省主催のコンテストで最優秀を受賞したのは先輩。
このリンゴの品質を科学的に分析してジュニア農芸化学会で
日本一を受賞したのが後輩の彼女等。
今年は一般の方にも食べてもらおうと栽培にも励んできました。
ところがみんなの顔に笑顔はありません。
いったいどうしたのでしょう？

緑のトンネル

まだまだ日中は暑いのですが、
名農生はみんな頑張って実習に励んでいます。
実習の帰り道は校舎に続く緑のトンネル。
暑い農場での実習後は教室での授業です。
きっとこのトンネル通ることで、
気持ちを切り替えているのかもしれません!

新型電動車いす？

祭りの沿道に面白い商品が展示されています！
右側に見えるのは電動車いす。
シニアカーなんていう人もいます。
お祭りなのでこんな商品も並んでいるんですね。
ところが真ん中の車はちょっとスポーツカーのようなスタイルです。
さらに左側の車はオフロードを走るようなタイヤです。
電動車いすも進化したものだと感心していましたが
よくみるとこの２台は乗用芝刈り機！
紛らわしい展示をしています。

最終日には１年生、2年生の一部がお帰りの運行のため参加しました。
このように名農は地域の伝統文化継承になくてはならない存在になっています。