教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

さいきん聞かなくなった言葉

2012-04-25 00:12:11 | 経済/経済/社会
さいきん聞かなくなった言葉。

そんなものはいくらでもある・・・なんて言われそうだが、まあそこは目をつぶってだな。
1つだけとりあげたいものがある。

それは
「日本の法人税は高すぎる!」
というヤツだ。

なんか最近ぜんぜん聞かなくなったと思わないか?

それもそのはず、経団連の重鎮やってるような大企業の製造業屋さんが全然儲かってないので、悪い意味で法人税を納めなくて良くなったという理由による。

そのかわり始まったのが
「円が高すぎる!」
というヤツだ。

どっちが正しいのか?

時と場合による。
リーマンショックまでは日本の法人税は高すぎるほうが正解に近く、それ以降は円が高すぎるほうが正解に近い。
(もちろんこれには批判もある。しかしその批判の中には、大手企業は海外で支払った税金は国内では支払わなくていい特例があるから法人税は高くない…なんていう、会計法が整備されている国だったらどこだってアタリマエなことを持ち出して批判しているヤツも中にはいるので要注意だ。)

じゃあ、どうしろというのか?

どうしろというか、どうなっているかでいうと、大企業の製造業屋さんではない人たちがそれなりに儲けていて、その人たちが法人税をたくさん納めてくれているということになるわけだ。
どうしろという話をするならば、その経団連ではない人たちが文句言わなければ別に法人税は高くてもいいということになる。



今にして思えば
「日本の法人税は高すぎる!」
などと言ってたころはまだマシだったということかもな。
法人税を納められるだけ儲かってたわけなんだし。