教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

這いよる夕子さん

2012-04-26 00:04:38 | オタネタ全般
黄昏乙女×アムネジア第3話。
夕子さん実は本気でバケモノだった件。

このへんはマンガ版だと、本当にバケモノに見えたのか、正視できないからバケモノだとしてもフシギではないというように見えたのか、実ははっきりしなかった。
そのあたりの曖昧な表現はアニメ版で確定したということになる。

庚霧江は、主人公の新谷貞一が情欲におぼれたからかわいく見えたのだと指摘した。
主人公はそう指摘されて夕子さんがバケモノに見えはじめた。
顔は蒼白、頬はひび割れ、腕は腐れ落ち、そんなバケモノの夕子さんにいつも通り這いよられることとなる。

まあ、そりゃあ誰だって逃げるわな(笑)。

しかし!

夕子さんバケモノでもよくないか?
新谷貞一、きさま夕子さんのおっぱいと美貌が好きなだけなのか?

わたしならバケモノに見えた夕子さんでも抱きついてやる。

幽霊上等。
悪霊上等。
憑依上等。
除霊は断固拒否。

きさまなぜそれが言えない!?

世の中にはだな、”さんかれあ” といってゾンビ娘を受け入れた漢の愛の物語もあるんだよ。
いっしょに幽霊となって永劫の彼方の未来まで廃屋となった校舎に二人住まうという決断が、きさまなぜできないのか。



・・・と、ここまで書いて気がついたのだが。

実はこれ、重要なレトリックが隠されていることに気がついた。

新谷貞一は夕子さんが巨乳美人ではなくバケモノになった瞬間に愛に疑問を抱いた。

ここで、
「新谷貞一」を「ある男」に変更
「夕子さん」を「妻」に変更
「バケモノ」を「たれ乳の老婆」に変更
したらどうだ。

ある男は妻が巨乳美人ではなくたれ乳の老婆になった瞬間に愛に疑問を抱いた。

顔は蒼白…な老婆そのもの、頬はひび割れ…るほどにまで厚化粧しなければ外出できず、腕は腐れ落ち…てもフシギではないほどにしわくちゃ、そんなバケモノの妻にいつも通り這いよられることとなる。

これどうよ?

女は男が所有欲を駆りたてられる歳まででなければ寵愛を受けられない場合がある。
悲しいかな、世の中にはそういう男がなんともはや多いものだ。

これをレトリックと言わず何と言おうか。



わたしはアイマスの千早が好きだ。

もし千早と共に歳をとっていったとしても、人生最後の日にベッドの上で
「死ぬまで君のことを愛してたよ」
と老いた千早の前で答えたい。