教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

誰も財政破綻するとは思っていない

2012-12-13 00:05:29 | 経済/経済/社会
ひさしぶりにJGB(日本国債)を見たら驚いた。
10年国債の利回りが0.7%を下回っているではないか。



世間ではアベノミクスだとかいって積極財政シフトが期待されている。
それをふつうに考えれば景気浮揚に結びつける。

しかし。
安倍が大嫌いな従来型マスコミ(地上波TV局など)はそうではない。
アベノミクスによる財政破綻や悪性の金利の上昇の懸念のほうを前提に報道している。
TVのニュースを鵜呑みにするしかない人たちはそれを聞いて背筋が寒くなる思いをしたろう。

万札を激しく刷って公共事業でバラ撒けば、期待インフレ率が上方シフトし、そこでワーストケースで3%までは金利の上昇も起こりうる…というリスク管理でわたしもローンを組んでいる。
その意味ではわたしも金利の上昇が絶対起きないとは主張できない。

これは正しいのか?

ということの裏をとってみるとだな。
10年国債の利回りが0.7%まで下がっているではないか。
つまり、自分の銭をはる側の人間の間では誰も懸念してなどいないということだったわけだ。
日本政府が財政破綻するほうにベットしたヤツは全員泣きを見たはずだ。
(その掛け金は回りまわって都銀や生保がありがたく頂戴したことだろう)



JGBの低金利レコードは10年前にあった0.5%である。
あと0.2%下げる必要があるのだが、はたしてこれに刺さるかどうか見ものである。
今のペースで下げ続ければあと1年後くらいだろうか。