もし仮にだ。
中国のバブルが大爆発して経済が爆死したとしよう。
2chでは
「中国では爆発しないものなど無い!」
「いや中国製の爆弾だけは爆発しなかったぞ!」
などと言われるくらいで、ジンクス的にもこのバブルが爆発しないはずがなかろうというものだ。
でだ。
そのときいったいどこの国が最も大きなばっちりを受けるのか?
または、ダメージを負わず平然としていられるか?
今日はそんな話だ。
だが。
もちろんそんなもの手軽に見積もる方法などない。
そんな便利な指標を自分で見つけたとしたらもっと黙ってるわwww
しかし。
なんちゃってでもいいから何か指標になるものが欲しい。
でないと投資判断しにくいではないか。
・・・ということでだ。
「中国バブル爆死で連鎖ダメージを受ける国ランキング」
を作ってみたわけだ。
見積もり方法としては、JETROに掲載されている、名目GDP総額、輸出額、輸出統計(国・地域別)の中国、この3つから中国への輸出額が対GDP比でどれくらいあるかを計算し、その値が大きい順に並べてみたというものである。
そう簡単に投資できない国をランキングにならべても利用価値がないので、今回はETFで投資可能な国に限ってある。
結果を見てみよう。
世間では
「カンペキに中国の家来になり下がった韓国は中国と運命共同体」
と言われている。
たしかにその通りで、韓国はかなりヤバい。
だが、それよりさらにヤバいヤツがいることがわかった。
それは台湾とシンガポールだ。
日本もある程度ダメージを食らう。
だが日本よりも、マレーシア、タイ、ベトナムあたりのほうがダメージがデカい。
アジアで最も中華リスクのヘッジに向いているのはどうやらインドのようだ。
BRICsの他の一角であるロシアやブラジルもインドと同程度のようだ。
アタマの片隅にでも入れておいてくださいまし。
この統計だけ見ると見誤るところがいくつかある。
台湾とシンガポールは共に同じくらいヤバそうだが、内情はそうでもない。
台湾は中国への投資は国内感覚でめっさ気軽にやっている。
シンガポールの中華系は絶対に中国国内へは自分の銭を投資しないと言われているので、ダメージは受けたとしても中共に財産を接収される心配は大きくはない。
(日本は接収の心配をしたほうがいい。まず手始めに日本企業の財産の接収からはじめるはずだから。)
ポーランドやトルコはインドより危険度が低そうに見える。
だがこいつらはユーロ圏の引力圏なので、そっちの問題もあるから注意しておいたほうがいい。
中国は世界中から資源を買っている。
だから主な輸出品目が資源の国はより長期的にダメージを引きずるような気がする。
これは中国のバブルにかぎらないが、金融のショックが来たときには、銭を巻き上げられて泣きを見る立場の国と、人から銭を回収する立場の国に、状況が二分する。
そのショックの瞬間の衝撃の多寡はこのランキングはそれほど影響しない。
中国が爆死した後、そのつぎにどれだけカンタンに回復軌道に乗りやすいかどうか、それがこのランキングの真骨頂だ。
中国のバブルが大爆発して経済が爆死したとしよう。
2chでは
「中国では爆発しないものなど無い!」
「いや中国製の爆弾だけは爆発しなかったぞ!」
などと言われるくらいで、ジンクス的にもこのバブルが爆発しないはずがなかろうというものだ。
でだ。
そのときいったいどこの国が最も大きなばっちりを受けるのか?
または、ダメージを負わず平然としていられるか?
今日はそんな話だ。
だが。
もちろんそんなもの手軽に見積もる方法などない。
そんな便利な指標を自分で見つけたとしたらもっと黙ってるわwww
しかし。
なんちゃってでもいいから何か指標になるものが欲しい。
でないと投資判断しにくいではないか。
・・・ということでだ。
「中国バブル爆死で連鎖ダメージを受ける国ランキング」
を作ってみたわけだ。
見積もり方法としては、JETROに掲載されている、名目GDP総額、輸出額、輸出統計(国・地域別)の中国、この3つから中国への輸出額が対GDP比でどれくらいあるかを計算し、その値が大きい順に並べてみたというものである。
そう簡単に投資できない国をランキングにならべても利用価値がないので、今回はETFで投資可能な国に限ってある。
結果を見てみよう。
世間では
「カンペキに中国の家来になり下がった韓国は中国と運命共同体」
と言われている。
たしかにその通りで、韓国はかなりヤバい。
だが、それよりさらにヤバいヤツがいることがわかった。
それは台湾とシンガポールだ。
日本もある程度ダメージを食らう。
だが日本よりも、マレーシア、タイ、ベトナムあたりのほうがダメージがデカい。
アジアで最も中華リスクのヘッジに向いているのはどうやらインドのようだ。
BRICsの他の一角であるロシアやブラジルもインドと同程度のようだ。
アタマの片隅にでも入れておいてくださいまし。
この統計だけ見ると見誤るところがいくつかある。
台湾とシンガポールは共に同じくらいヤバそうだが、内情はそうでもない。
台湾は中国への投資は国内感覚でめっさ気軽にやっている。
シンガポールの中華系は絶対に中国国内へは自分の銭を投資しないと言われているので、ダメージは受けたとしても中共に財産を接収される心配は大きくはない。
(日本は接収の心配をしたほうがいい。まず手始めに日本企業の財産の接収からはじめるはずだから。)
ポーランドやトルコはインドより危険度が低そうに見える。
だがこいつらはユーロ圏の引力圏なので、そっちの問題もあるから注意しておいたほうがいい。
中国は世界中から資源を買っている。
だから主な輸出品目が資源の国はより長期的にダメージを引きずるような気がする。
これは中国のバブルにかぎらないが、金融のショックが来たときには、銭を巻き上げられて泣きを見る立場の国と、人から銭を回収する立場の国に、状況が二分する。
そのショックの瞬間の衝撃の多寡はこのランキングはそれほど影響しない。
中国が爆死した後、そのつぎにどれだけカンタンに回復軌道に乗りやすいかどうか、それがこのランキングの真骨頂だ。