Always Autumn

Letter from Perth

ナラボー平原の青い空と白い雲 ~by空倶楽部~

2013-08-09 21:18:19 | A美の冒険:アデレードを目指して

今日はA美の旅行記の続きです


A美も昔から空の写真を撮るのが好きなので、アデレードに出発前
「何か面白い雲でも見つけたら、撮って来るね!」と張り切っていました

そして、私がよく「9」が付く日に参加している『空倶楽部』のことを覚えていてくれて

「こんな感じの雲の写真が撮れたから、ママのお空の倶楽部にどお?」って…
お世話様です


7月14日 12:11pm

ナラボー平原のどこかにて。

前回の直線道路から抜け出していますね。




これは同日  12:33pm


R.F.D.S.ロイヤル・フライングドクター
Royal Flying Doctor Service of AustraliaThe Flying Doctorsの標識。

その名の通り、飛行機に乗って飛んできて下さるお医者さん
(パイロットは専門の方がおります。)

いわば空飛ぶ救急車:フライングドクターの飛行機が
この道路を緊急用の滑走路として使用しますよ、という標識です。


特に医療設備から遠く離れた奥地(アウトバック)の住人の皆さんにとって
命綱であるフライングドクター・サービスは
世界で最初の航空機による救急活動です。

まだ飛行機そのものが空を飛び始めて間もない1928年に始まりました。
1903年にライト兄弟が初の有人飛行に成功

創始者のJohn Flynn(ジョン・フリン)氏は
オーストラリアの20ドル紙幣に描かれております。


フライングドクター・サービスは驚くべきことに非営利なので
巡回診療、患者の移送も無料です。
(でも市内の普通の救急車は有料…

ボランティア、国民の寄付、各地域のビジターセンターでのなにかしらの料金や
グッズ販売なので得られた収益金を活動資金に充てているそうです。

今まで何回かブログでご紹介したことがありますが
(例えば二年前の記事こちら。同じようなこと書いてあります、すみません

フライングドクターのお仕事はとーっても重要だと思うので、また書かせていただきました


今年で創立85周年を迎えたR.F.D.S
公式サイト(英語)はこちらですRoyal Flying Doctor Service of Australia


余談ですが

Rさんが子供の頃、父親のお仕事(羊牧場)の関係で
アウトバック(奥地)をあちこちと住んでおりました。

ある時、二人とお仕事仲間は、道路で大怪我をしている男性を見かけ
(その男性、ご自分の車の点検中に修理道具の太いチェーンが跳ね上がって顔を怪我、血まみれだったそう
Rさん父がフライングドクターを呼びました(多分、無線で)。

そして上のような一般道路をお父さんが片側を閉鎖、もう一人が反対側を閉鎖し
ドクターの飛行機が着陸できるようにして

怪我をした男性はすぐに大きな街の病院に運ばれて無事だったそうです

また、フライングドクターが地域の住民の検診に来てくれる時は
Rさん一家が住んでいた敷地内にドクターの飛行機が着陸したこともあったそうです。
(そういう時はRさん、ワクワクだったらしい

地方の方にとっては神様のような存在なのでしょう。

これからも応援したいと思います



次回のA美の旅は州境到着の巻です




「9」が付く日は「空倶楽部」の日。

詳細は
かず某さんchacha〇さんまでどぞ


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Comments (14)
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