こんにちは。
しばしご無沙汰いたしました。
今年もPCの画面越しに皆様の桜のお写真でお花見を楽しませていただきました。
次はツツジ、藤、など美しい季節が続きますね
パースでは日暮れも早く、さすがに秋らしくなってきて来ました。
なんだかたそがれちゃう気分のこの頃ですが〜
とりあえずその気持ちは置いといて
今回もAugusta(オーガスタ:パースから南へ約320キロの)のM島に住む
友人夫婦、S子さん&P氏を訪ねた時の旅記録の続きをアップしようと思います。
2021年3月11日
S子さん&P氏とのおしゃべりはやはり2泊じゃとても足りないほど際限なく続いていましたが
楽しい時間にも終わりが来て...
この日の朝、名残惜しいけれど、お二人としばしのお別れをしてM島を後にしました。
オットのRさんと立ち寄った次の場所はこちら:Lake Caveです。
西オーストラリア州の南西地方には鍾乳洞がたくさんあり
そのうち、観光用に見学できる鍾乳洞が4カ所あります。
今回のLake Caveは4つの鍾乳洞の中でサイズとしては一番小さいのですが
深さは一番深く、地表から62m下にあるそうです。
受付で入場料を支払い、ガイドさんのツアーが始まる時間まで
ユーカリ種の仲間、Karri(カリ)の森の景色を眺めながら
ず〜っと下の方を見てみると
底の方に大きなお口を開けているLake Caveの入り口がありました。
うーん...あそこまで降りていくのね。
ってことは帰りはあの階段、登るのか〜。
これは良い運動になりそうだ
ツアー時間が近くなり、参加する人たちが入り口に向かってぞろぞろと
長い階段を降りて行きました。
ガイドさんが参加者の人数確認をしたり、鍾乳洞の概要、注意事項などの話がありました。
(この鍾乳洞は個人散策はできません。)
↓ガイドさんが教えてくれた岩壁のハチさんの巣。
隙間を利用してとても器用に作ってありますね〜。
いよいよ、洞窟内に入る階段を降りて行きます。
入ってすぐ、岩に阻まれてかなり狭い場所があります。
「特に2カ所要注意です」と洞窟に入る前にガイドさんの説明があった通り
最初の注意ポイントを腰を低くしてなんとか通過、顔をあげた直後に2回目が出てきたので
気をつけていてもうっかり頭をぶつけそうになりました。
あ、このことか〜って冷や汗タラタラ、スリル満点
鍾乳洞の雰囲気、いいですよね
↓そしてこちらがLake Caveの代表的な鍾乳石です。
そのLake Caveの名の通り、洞窟の中には小さな池があります。
天井から降りている二本の石柱のそれぞれの下に
薄いお皿のような鍾乳石が広がり、一枚に繋がっていますが
これ、そのまま中釣り状態になっているのです。
元々は水面に触れて広がって形成されたと思うのですが
この水が長い年月の間に減ったため、この状態になったそうです。
水位が落ちた理由は、昔ほど雨が降らなくなって地表から流れてくる水が減ったことや
人口が増えたことなどが理由なのでしょう。
近くまで寄って写真を撮れないので、中釣り状態はわかりにくいのですが
なんとも神秘的な光景でした
少し離れて見た様子です。
↓洞窟の奥から眺めました。
ガイドさんがここで少し時間をとってくれたので、何枚か写真を撮りましたが
三脚は立てられないので難しかったです。
↓細い無数の鍾乳石。
ガイドさんが写りこんでしまいましたが
鍾乳洞のサイズ感がわかりやすいかなと思いこのままアップします。
(一応、掲載許可はいただいております)
地球は地上も地下も面白いですね。
大事にしないと
楽しかった洞窟を出て、延々と続く360段の階段を見上げてため息
そうだ、この階段が待っていたのだった。
『でも山形の立石寺の1015段の階段だって登ったのだ、頑張るぞーっ』て自分を励ましながら
せっせせっせと登りきったのでした
ツァーで一緒だった小さなお子さんたちや年配の方々など皆さん、どんどん、先を登っていっちゃった
みんなタフだね〜。
ちなみにこの日のスマホの健康アプリを見たら階段14階分を登ったことになっていました
翌日はやっぱり筋肉痛
Rさんは大丈夫だったのに...。
私はもうちょい鍛えないとダメですね。
フゥ〜〜〜...(笑)
こちらに来たのは2回目ですが、20数年前のことなので
中の様子をあまり覚えていなくて、とても新鮮に感じた洞窟訪問でした
それでは今日はここまで。
長文、失礼いたしました。
旅話はあと少し続きます。
ご訪問ありがとうございました。
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【お天気の話】
西オーストラリア州の北部海岸を沿うように約1000kmを南下しながら駆け抜けていった
トロピカルサイクロン「セロージャ」は各地に破壊の爪痕を残して東へと走り去って行きました。
パース市内はサイクロンの端っこがかすって雨が多めに降った程度でしたが
パースから北へ約670kmの人気観光地、Kalbarri(カラバリー)という人口1500人ちょっとの町では
最大瞬間風速47m(こちらでは単位は時速で、時速170km)の風が吹き荒れ
町の7割の住宅がなんらかのダメージを受けてしまったという、大きな被害が出てしまいました。
大怪我をした方や亡くなられた方がいなかったことは幸いでしたが
これから町の立て直しがとても大変だと思います。
心からお見舞い申し上げます。