もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

カラスの駆除

2011年06月18日 | 日記

今日は、朝の5:30過ぎからカラスの駆除のため出動です。

近くの田んぼにカラスの集団が居ついていて、麦を食い荒らしたり、電線からのフン害も目立ち、市に要望し駆除が行われました。

私の役目と言うのは、撃ち落とされたカラスを回収し、ゴミ袋に入れて生ごみと一緒に出すと言う仕事。

この役目が嫌で嫌で、血だらけになっていたらどうしよう。まだ、生きていたらどうしよう。

仲間意識の強いカラスのため、恨みを受けて後で攻撃されたらどうしよう。

など、心配事ばかりが頭に浮かんできます。

そんな心境で出動し、遠くから様子を見ていました。

予定の時間の6:00少し前に、猟師さんの車が集まってきます。

すると賢いカラスは、危険を察知して一斉に飛び立ちます。

猟師さんの車が解るようです。(一般の人の車には、知らん顔。)

そうすると、別のところで待ち構えていた猟師さんが、バンッ!

ハズレました。そう簡単には命中しません。

カラスは、藪の中に逃げ込みます。

この藪が、カラスの住みかになっているようです。

今度は、カラスの飛行コースの下で待ち伏せ。

無線で連絡を取りながら、反対側から追いたてます。

しか~し、賢いカラスは、違うところから飛んでいき、電線に止まり、カァー・カァー。

なかなか手ごわく、私の役目のカラスの死体回収の仕事が出てきません。

内心、ホッとしている私。

結局、今回は、私の見ている範囲では、一羽も落ちませんでした。

猟師さんや市役所の職員さんと話をしていますと、今回の猟師さんの出役料は、3000円。

朝の5時半に集合し、8時まで。散弾代一発180円ほどで何発か発射と車代は自前。

割に合わない仕事です。

ちなみに話していた猟師さんの、本職は装飾業。

昨日は、猿を2頭撃って、2万円とのこと。

今日も、鹿を撃ち行くと話されていました。

カラスは、ズル賢く、真っ黒で悪い印象ばかり。

せめてくちばしが黄色なら、九官鳥にも見えるのに・・・。

ある猟師さんが言っておられたことですが、

「前日に防災放送のスピーカーで、カラス駆除をすると流してはアカン。しっかりカラスも聞いておるから・・・。」

なるほど、やはりカラスの方が一枚上手です。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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