9/22 萩の朝です。
やはり台風が近づいていることもあり、雨。
ただ、そんなにひどくはありません。
しかし、午後から悪化していく予報。
帰りの新幹線は、午後5時前の新山口です。
大丈夫だろう。と思うものの、九州の状況が悪くなると、もちろん遅れたり、運航停止になったりする可能性があります。
JRも切符の変更や払い戻しを受け付けているとのこと。
どちらにせよ天気も悪いことなので、行くところも限られます。
本来ならば、角島大橋から下関、そして船で門司へと渡り、関門海峡の地下道を歩いて下関に戻る。
お昼は、海鮮を堪能・・・。
そんな予定を立ててましたが、全然ダメ。
そこで、奥さんと相談し、早く帰ろう、と決めました。
それでは、とにかく切符の変更をせねば。
早くしておかないと、同じように考えて予約変更をされる方が多いかもしれない。
そうなると、新山口駅まで行くよりも、早めにしておこう。
宿を出て、近くの東萩駅に行きました。
ここなら、みどりの窓口が空いているだろうし、ゆっくりと対応してもらえると思ったからです。
予想通り、乗客等は誰もおられず、貸し切りで対応していただきました。
そして、12時50分頃の新幹線に変更です。
東萩駅の駅員さん、丁寧な対応ありがとうございました。
さて、そこからは、秋吉台へ。
雄大なカルスト台地ですが、雨です。
そんな台地の中に、小さな森があります。
長者ケ森。
植樹したのが、平家の落人かも?
という、不思議な森です。
そして、秋芳洞へ。
今回は、ちょっと楽をして、エレベーターで入ることにしました。
入場券を買って、80m地下まで下ります。
それから、秋芳洞内へ。
だいたい真ん中付近なので、見どころをチョイス。
まずは、黄金柱。
秋芳洞のシンボルです。
水が流れていたような紋様の空滝。
上から延びる鍾乳石と下から育つ石筍がくっついた大黒柱。
これぞ鍾乳洞という感じの傘づくし。
デカい、大松茸。
百枚皿。見事です。
一番見どころで、大小合わせると500枚以上あるらしいです。
浸食の跡が残る長淵。
そして、出てきたところが、本来の入り口。
ここから入ると、往復が大変ですが、見ごたえ十分。
ということで、大雨でも大丈夫な秋芳洞でした。
自然の力、とてつもない長い年月に感動です。
続いて、行きたかったのが、別府弁天池。
別府厳島神社そばにあります。
神秘的なブルーの水。
ただ、雨でしたので、雨水できれいな青さが消されてしまい、残念。
それでも、辺鄙なところですが、次から次へと観光客が来られていました。
ガイドブックに山口の絶景の一つとして紹介されています。
ということで、行程を終えて、新山口駅へ。
レンタカーを返車しました。
3日間の走行距離は、569.2キロ。
よく走りました。
それでは、広島~ちょっと島根に立ち寄り~山口の旅を終了です。
お天気さえ、台風さえ来なければ、と悔やみますが、仕方なし。
お城も5城、温泉も良かったし、お宿も良かった。
美味しいものもたくさん食べたし、なんと言っても萩で維新の原動力に触れたのが一番の思い出です。