昭和61年 私23歳、奥さん22歳が結婚して今年で25年となりました。
世間で言う「銀婚式」であります。
「めでたい記念の年」と言うことで、思い切って二人で旅行へ出かけてきました。
行先は、大好きな北海道。実は、私たちの新婚旅行の地でもあります。
当時の若かりし頃の私たちに思いを馳せて、網走~知床~摩周・阿寒~富良野・美瑛~旭川を4日間で巡ってきました。
ちなみに今回の道中記は、どうしても私らしく食べ物が多く登場してしまいます。
北海道らしい景色や体験もそこそこ登場しますが、食べることへの執着が強い私のため、そのあたりはご了承くださいませ。
しかし、食べ過ぎないと言うことも心がけていきたいと思います。
それでは、まず一日目です。
8/18(木)午前3:00前、起床。とんでもない時刻ですが、遊びに行く時は起きられます。子供だけでは無く、おっさんも同じで、うれしくてすぐに起きてしまいます。
そして、真っ暗の中、3:30に自宅を出発。
快調に関空を目指し、無事6:00ころに到着。
まずは荷物を預けて朝食です。この時刻では、まだお店がほとんど開いていなく、軽めの食事です。
エッグバーガー、ハッシュポテト、コーラは、それなりの内容ですが・・・。
その後は、出発までワクワクと飛行機を眺めています。
8:05発、札幌行きANA1711で大空へ。
飛び立ってからしばらくして下を見ると、見慣れた景色が広がっていました。
京都の名神高速、京都タワーも見えます。と言うことは、次は滋賀県。
琵琶湖が見えてきて、琵琶湖大橋。そして、我がふるさと「高島市」です。
高島上空は雲があり、我が家?までは確認できませんでした。(小さくて、見えるわけがないですが。)
その後、新千歳空港に無事到着。次は、乗り継ぎで女満別へと向かいます。
この乗り継ぎ便は、スリルが味わえるボンバルディアのプロペラ機。飛行機が、とても身近に感じられます。
女満別に到着。やはりとても涼しいです。
早速、レンタカーを借ります。(二人なので、ホンダのフィット)
レンタカーに乗りこみ、いよいよ北海道の大地へと走り出しました。
まずは、大空町にあるメルヘンの丘。黒澤明監督の映画「夢」の場面にも出てきた場所です。
道の駅メルヘンの丘めまんべつの近くにあります。
そして、昼食場所を物色しながら網走へ。
結局、網走刑務所を見るため、近くのドライブインで食べました。
網走のご当地グルメ、「オホーツク網走ザンギ丼」。
オホーツクサーモンを揚げた丼で、山いもをかけて食べます。
北海道一品目を食べてから、歩いて網走刑務所へ。
煉瓦の塀や門は残っていますが、中の建物は、近代的です。
次は、網走の街を抜け、オホーツク海へ。
海岸線を走る道は、広くて景色も良くて素晴らしいです。
そして、小清水原生花園に立ち寄り。今の時期は、ほとんど花が終わっていました。残念です。
ここで、アイスクリームを賞味。
奥さんは、アスパラとカボチャ。私は、流氷とトマト。流氷は、ピンポン。トマトは、ウ~ン。という感想です。
そして、売店で売られている鹿の皮。
小鹿で10,000円、親鹿は15,000円。高いと感じるか安いと感じるか?
鹿が増えて増えて仕方ないらしく、様々な活用方法を考案中。
原生花園を出て、斜里を経由し知床ウトロへ。
高速のような道を雄大な景色を眺めながらのドライブは、実に素晴らしい。
バイクもたくさん走っています。ついついこちらは車と言うことを忘れて、バイクについて走ります。
もちろんすれ違いの時は、ピースサイン。やはり北海道は、当然のようです。
ウトロの手前で「オシンコシンの滝」に立ち寄りました。
ここも、レンタカーとバイク、観光バスで駐車場は満杯。
有名スポットは、スゴイです。写真を撮るのも、順番待ち。
若いカップルに熟年カップル。お互いに声を掛け合い、交替でシャッター押しです。
ちなみに一昨年、私が訪れた時に居た大きな名物ネコ。そのまったりとする姿は、今回見かけませんでした。
どうしたのやら?
そして、宿泊地のウトロです。
到着後は、まず知床クルーズ。夕方の最終16:30便を申し込みました。
私は、いつも大型観光船よりも、迫力ある小型クルザー船に乗ります。
出航までの間、周辺を散策。
くるくる干物作成機。
森繁久弥さんの「知床旅情歌碑」。この碑を見た人は、必ず口ずさんでしまいます。
それと名物「ゴジラ岩」。やはりよく似ています。
そして、いよいよ乗船。しかし、寒くて防寒着着用。さすが知床は、寒い。
今回は、天候が曇りだったため、残念ながら雄大な知床連山は雲を被っていました。
実に残念。
そして、宿泊先のホテルへチェックイン。今回は、知床第一ホテルさんにお世話になります。
ここは、二回目の私。前回の印象も良く、またまた利用させていただきました。
お風呂良し、部屋(至然館)良し、接客良し、そして料理良しで大満足。
そんなことで、ホテルは多くのお客さんで大賑わい。
そのためもあり、夕食が遅め(20:00)のセッティングとなりました。
それまでの間、二人は温泉に浸かった後、マッサージ。極楽です。
私は、整体。奥さんは、足つぼ。二人とも40分コース。スッキリです。
そしていよいよ夕食です。
夕食では、銀婚式と言うことで特別料理をたくさん出して頂きました。
前菜です。
特別盛り合わせのお造り。
特別料理の鹿肉料理ととても太いアスパラ。鹿は臭みも無く、柔らかくてグー。アスパラも大きさと美味しさに感動です。
キンキの煮つけにウニたっぷり茶碗蒸し。
ホタテ釜めしも炊きたて。
お肉もバッチリ。それとトマト。ものすごく美味しかったです。
炊きたてホタテご飯とお汁。ホタテご飯は、もちろんのお替りです。そして、デザート。
もうすべてに堪能です。
さすがの私も、腹いっぱい。大満足でした。
そして、入社二年目の接客係りの方、本当に素朴な方で、好印象。実は、私の知人にそっくり。より親近感が沸きます。
こんな出会いも、旅の楽しみです。
銀婚式サービスをしていただき、料理長さん本当にありがとうございました。
こうして知床ウトロの夜は更けていきました。
その後、とにかく私は、3:30から活動していたので、バタンキューで就寝。
明日も朝早くから行動開始予定です。