雪がチラホラと寒い京都です。
護国神社を後にして、二年坂のお店に立ち寄りました。
ここでちょっとお買いもの。
私も奥さんも人事異動の季節です。この一年間苦楽を共にしてきた同僚さん達にと、ちょっとした物ですが、贈り物用に購入。
大変気に入ったものが買えたのですが、これからずっと荷物になり、苦労しました。
そして、産寧坂へ。ぼちぼちと混雑してきました。
ちょうどお昼時となっていましたので、食事を摂ることに。
さて、何にしようかな?とあちこち見渡しながら歩きます。
特に寒かったので、湯豆腐がいいなぁ。と二人で話していましたところ、一軒のお店が目に付きました。
そのお店は、「きょう坂」さん。
何に惹かれたかと言うと、湯豆腐なんですが、それが今日のお勧め定食と言うだけでなく、チャリティーになっているところ。
何と内容は、「東日本大震災チャリティ湯どうふ定食」で1000円也。
驚いたのが、食べて清算するときに、代金全額義援金へと回すと言うこと。それも、お客さんが直接義援金箱へ投入するシステム。
と言うことは、お客さんは正規の代金を払うのですが、すべて義援金行き。お店は、全部損になります。これは、びっくりしました。
その趣旨に賛同し、店内へ。普通の民家風のお店で、畳の落ち着く部屋に案内されました。
そこで、チャリティー湯どうふ定食を注文。
私がおかみさんに、「何て素晴らしい心意気なんでしょう!」と声をかけましたところ、
おかみさんは、「なんの被害も無かった私たちができることを考えました。そして、みんなが喜ぶことで支援しよう。となりました。」
「お客さんも喜び、お店の私たちもうれしく、被災者の方も喜ばれる。」
と、話され、それを聞いた私は、ますます嬉しく感じました。
そして、もちろん食事は、大変美味しかったです。
それから、清算に行くと、レジは通さず、代金は私が義援金箱へと投入しました。
美味しく食事ができ、合わせて心までイイ気分になりました。
こんな心意気の素晴らしいお店に立ち寄れて、とても良かったです。ごちそうさまでした。そして、ありがとうございました。
思わずニコニコ清々しい気分の私たち、すぐに次のお店へ。
そこは、「最中コロッケ」のお店。単なる興味だけで立ち寄りました。黒豆とコロッケが、美味しいホワイトソースで、なかなかイケる味。
続いて、清水坂に出ました。もう、人だらけ。そのため、メジャーな清水寺は、寄らずに坂を下ります。
そこで、目に付いたのが、京都駅などでよく見かける「京バウム」。おみやげ用に奥さんは購入です。
そして、寒さもあり、公衆トイレでオシッコタイム。
そのトイレ前で目に飛び込んできたのが、牛まん。
「喜八郎」さんの牛まん、頂きました。
さすがに一個400円と言うことで、完成度が高く、美味しい。
牛丼的な感覚の味付け風、今まで味わったことのない味で、予想と違いました。そして、実に美味しかったです。
お店の中にお茶も用意されていまして、ゆっくり味わえます。
それから、どんどん坂を下りながら、また横筋へと入ります。
そして、たどり着いたのが、まさに京都と言う建物。
八坂の塔です。
この時、塔の前で生け花をされていました。
今、東山花灯路 いけばなプロムナード というイベントが行われており、あちこちに花灯籠や生け花が飾られています。
何て、粋な企画でしょう。さすが京都。
そして、東大路を渡り、建仁寺。
続いて、これまた有名すぎる祇園の花見小路へ。
これまた、まさに京都です。
ここは、さすがに喫茶店と言えども敷居が高い感じ。私には、とてもって言う印象でした。
そして、四条通です。
続いては、二十年以上御無沙汰の「一銭洋食」のお店。奥さんは、初めてのため、入ることに。
一銭洋食とラムネを注文しました。
様々な具が楽しめ、美味しかったです。
それと、店内は昭和ムードいっぱい。 雰囲気も楽しめます。
そこから、大和橋。
三条通り。
疏水と動物園。
そして、岡崎公園まで帰ってきました。
そこそこの疲れもありましたが、とても楽しめました。奥さんも、街歩きの楽しさを知るいい機会となりました。また、春の街歩きに出かけたいと思います。