さて、飯も食ったしいよいよ潮干狩りです。
10:10潮干狩り場に到着。
今日は、干潮のピークは12:37 潮高14cm。
まだ早い。
駐車場に車を停めて、防波堤を上がり様子を見ます。
どう見てもまだ早いようで、皆さんもウダウダと言いながら待機中。
その間に、まずは受付を済まします。
入場料は、1500円で5キロまで。
オーバーした分は、1キロあたり500円の追加です。
消費税がアップしましたが、価格はそのままでした。
大井漁協さん、ありがとうございます。
それから、支度をします。
今回、この長靴を新調しました。
自宅近くのホームセンターで安く売っていまして、2300円位だったかな?
潮干狩り用にと買っていて、本日初めて使います。
それでは、支度もできました。
この時点でまだ10:30。
まだ早い。
しかし、待っておられません。
潮が引きかけたところに突入です。
先ほどまで防波堤の上で待機されていた方々も、すでに突撃されています。
それでは、がんばります。
ここ大井の潮干狩りは、3/30にオープンでした。
その時は、来られず、今回の2回目の開場に来た次第。
そのため、作業開始の場所を前回掘られているところから外さなければなりません。
ジャバジャバと水の中を突き進み、イイ場所を探します。
名古屋弁の賑やかなおじさん連中の近くで始めました。
しかし、アサリが少ないし、ものすごくちっちゃい。
これは、イカンぞ。
少しずつ移動しますが、状況は同じ。
おじさん連中も同じことをミャーミャー言っておられます。
これは、厳しい戦いになりそうです。
約一時間経過。
私のかごには、ほんの少しだけ。
それもちっちゃい。
うっかりするとかごの目から落ちてしまいそう。
本来ならばリリースサイズ。
しかし今年は、キープです。
何とかこの厳しい状況を打破しようと考えました。
この頃には、たくさんのお客さんが入っておられます。
その中で、如何にも地元の方と思われるおばちゃんたちが数名おられる一角に焦点を合わせました。
ここ大井を熟知されている地元のおばちゃんたちならば、きっとザックザックと獲れるところを知っていいるはず。
ジャバジャバと移動します。
そして、作業再開。
すると・・・。
大きさも抜群。
数もたくさん。
まさにザックザクのアサリです。
ヨーシ、これから挽回だぁー!
ペースを上げ、どんどん掘りだすアサリ。
先ほどまで、キープサイズと言っていたちっちゃいアサリは、もちろんリリースへと変更。
ちょっとずつ掘り進みますが、わずか30cm四方で、数十個のアサリが・・・。
石をどけて、地面の5cmほど下に、アサリの層ができています。
まさにザックザク。
H氏、S女史も声をかけて、近くで掘り出します。
と言うことで、今度は獲れ過ぎで疲れてきました。
当初からの予定の時刻13:00となり、今回の潮干狩りは終了。
他の方々も、ぼちぼち帰られます。
ただ、この時刻が一番潮が引いており、沖合に出るチャンス。
それでも、そこそこ獲れれば欲は出しません。
獲り放題と違い追加料金が要るから。
前半、ものすごく苦戦しましたが、後半挽回し、今回の獲れ高は9キロ。
少しオマケをしてもらいましたが、4キロオーバーで2000円の追加金でした。
これなら、前半のちっちゃいサイズは獲らなければ良かったと後悔。
そこで、この地元のおばちゃん。
同じ9キロです。
しかし、中身が違います。
すべてが、大きさもばっちりの粒ぞろい。
さすがです。
と言うことで、終わってみれば今年も大漁でした。
よかったよかった。
しかし、一つ問題が・・・。
それが、今回初めて使ったこの長靴。
つなぎ目からだと思いますが、水が入り込んできました。
おかげで、靴の中もジャボジャボ状態。
まさに安物買いの銭失いとなってしまいました。
それからは、近くの漁港へ移動。
海水を汲みます。
クーラーボックスにアサリを入れて、きれいな海水を入れておくと、帰る道中で砂出し完了。
あとポリタンクにも入れて持ち帰りました。
お裾分けのときに使いました。
そんな海水汲み取りをしている近くでこんな光景を発見。
興味津々で近づいて話しかけてみました。
これは、ひじき。
大井の磯で採って来られたものです。
それを釜茹でして、干されています。
今は何をされているかと言うと、エビなどが混じっているので箸で取り除かれているとのこと。
このひじきは、普段私が食べているような輸入ものとは違うらしい。
ほとんど地元で消費されているとのことで、貴重品。
この手間を見れば分かります。
興味津々な私に、茹でた干す前のひじきを食べてみて、と勧められました。
それがコレ。
実に、ひじきです。
味わいが違います。
イイものに触れあえました。
と言うことで、今年の潮干狩り行事が終了です。
暖かくて、良い潮日狩りが楽しめました。