これは、ダツ科のオキザヨリです。
珊瑚礁域だけではなく、伊豆近海にも棲息しているので、ナイトダイビング中に水面下で横方向にライトを照らすのは要注意です。
ご存じのように、この魚は「走光性」があり、水中ライトの光に突進して漁師さんやダイバーに突き刺さった実説を持っています。
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これとは別の話ですが、シパダン島で一人シュノーケリング中に、な~んか見られている感じがして、フッと左横を見たら・・・
160cmは有ろうかと思われるバラクーダの老成魚が、
クーの真横1.5mくらいにピッタリ寄り添い、ジ~~っと見つめているではありませんか!!
海パンに三点セットだけで、ウエットスーツは着ていないし、ナイフも持っていない、勿論カメラも持たなかったので、あの大迫力の歯をむき出しにした横顔も撮る事が出来ませんでした。
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そして、こちらもバラクーダの目から目を逸らす事が出来ず
暫く一緒に並んで泳いでいましたが、襲ってこなさそうだったので、クーが一瞬反対側に目を逸らせた隙に、姿も形もなくなっていました。
あの老バラクーダは、「なんだ、このおじゃま虫ダイバーは・・・」って思って見ていたんでしょうね!