今年もカブト虫の成虫が続々と土の中から現れました。
この写真の彼は5月24日に蛹室の中で蛹になり、6月29日に蛹室から地上へ這い出して無事成虫になりました。
彼はクーがカブト虫を飼育し始めて4代目となる個体です。
今回から1年間、カブト虫の成長段階を逐次ご報告します。
1~2mmの卵から、この写真の様なクールな成虫に成るまでお見せしますよ~!
乞うご期待!
・
まず始めに、繁殖を目的とした飼い方です。
この様に30cm位のプラ容器(蓋がしっかり閉まる物)に「幼虫飼育用土」を5~6cmの高さまで入れます(必ず水を加えて良くかき混ぜ軽く握って固まるくらいにします)。
餌木と出来れば止まり木も入れてあげると良いと思います。
餌はゼリーをあげています(黒蜜タイプが一番良く食べます)。毎日チェックして残っていてもスッパ臭くなっていたら取り替えて下さい。
本来は1ケースにオスは1匹ですが写真の様にすれば2匹も可能です。
メスはオス1匹につき1~2匹です。このケースでしたらオス2匹にメス2~3匹が良いでしょう。
無事結婚の事実が確認出来て、餌を貪り続けていたメスが土に潜って1~2日出て来なくなって、久しぶりに餌木で食べていたら掃除を兼ねて土を新聞紙等に少しづつ落としてみましょう。
土が固まっている所があったら、その中に産卵していることが多いのです。乱暴に手でこそぎ落してしまうと卵は簡単に潰れてしまいます。割りばしなどで慎重に少しづつ少しづつ崩してください。
卵を見つけた時は別の小さな容器に移して下さいね!
親と一緒だと親が土に潜った時、卵は潰されてしまいます。
飼ってみたい方は試してみて下さいね!