これは富戸の岩場に居たダイオウタテジマウミウシです。
「ウミウシガイドブック②」によりますと、『ほとんどの場合は砂底である。秋、東伊豆・富戸の岩礁域で見たこともあるが、おそらくダイバーがいたずらして持ってきてしまったのだろう。』とあります。
この写真の個体も背中に傷があり、縮んでいましたので他のダイバーが深場の砂地で見つけたのを、面白半分で持ってきて置いて行った可能性があります。
もしそうだったとしたら・・・
ダイバーとして有るまじき行為です!
その生物の生息域と違う場所に置いて行ったり、まして傷つけたりは絶対にしないで下さい!!
出会ったら、まず自分の目でジックリ観察するか、カメラ派ならジックリ撮影し、どうしても触ってみたいときはそ~っと傷つけないように注意して触らせてもらいましょう。
もっとも、うっかり触ってひどい目に会う事もあるので、やはりやたらには触らないのが賢明かもね~!