本丸御殿の説明をしていただいた、入場券売り場の方から頂いた旧パンフレットの表紙をださせていただきました。
現在では上の絵図ような「お濠」や「土塁」「門と櫓」も殆んど消滅して宅地となっています。
僅かに「中之門」と「濠跡」の一部が再現されているのみです。
川越城は天守をもたず、本丸の南西高台にあった城内で最も大きな櫓の「富士見櫓(三重櫓)」を天守の代わりとしていました。
現在其処(お濠を埋めた場所)は、
の石碑と
この「田曲輪門跡」の石碑があり、その上が高台(約20m)になっていて石段を上っていくと
説明高札が立っていて、そのすぐ上に櫓が建っていたであろう平らな面が
何気なくありました。
その向こうには、御嶽神社と浅間神社が建っていました。
この後、喜多院に行った時に此処に建っていたと言う、撮影禁止の富士見櫓の木造模型があったので、そこの係りの方に「どうしても!」と頼み込み、「商売としてではありませんよね?」と念を押されて、その旨確約してやっと撮らせていただいたのが此の一枚です。
お城は天守だけではないのは良く分かっていますが、やはり天守或いは二重・三重の櫓があったほうが、よりお城らしくて魅力的だと思いませんか?
この櫓は屋根上に鯱鉾がなく、お寺のような雰囲気があってなかなかユニークな建物になっていますね!
やはり三重櫓は見栄えが良いですね!
つづく