これは、富戸で見つけたムラサキウニです。
浅場の岩の隙間など、どこにでも居るウニですね!
昔、宮城県の女川港の周りでシュノーケリングしたときに、このムラサキウニのでっかいのが、ごろごろ海底にあったのを思い出してしまいました。(現在はどうなっているのか分かりませんが・・・)
伊豆半島では、あんなに身の詰まったでっかいのが沢山居るところは、そうないんじゃないかな?
このムラサキウニは、寿司ネタとして重要な品種ですが、最近は磯焼けがあちこちの岩場の海岸でおきていて、個体数は多く居ても、中の身が殆ど入っていない現象がおきていると言うことです!
コンブやワカメやカジメなどの海藻が育たず、岩の表面に白くペンキを塗ったような栄養分の少ない石灰藻が繁茂して、それを食べるウニは痩せてしまうのだそうです。
やはりここでも温暖化が影響して、年間平均海水温の僅かな上昇が海藻を育てにくくしているとか・・・
ハッキリした原因を早く見つけて、早急な対応策が出来ることを願うクーなのでした!