iwao's diary

BlogをAmebaへ転居しました。
こちらも当分残しますけど、更新はありません。

ハインケル・キャビーネ Typ 150

2011-05-08 | Car

嵐山でのイベントに参加されていたもう1台のハインケルです。オーナーさんとも少しお話させていただきました。

この手の車にお乗りだと、よく質問を受けるそうで、車内には車の説明書が置かれていました。さすがです。写真から判読できた文面を勝手ながら掲載させていただきます。

「ハインケル・キャビーネ Typ 150」
 ハインケル社はメッサーシュミット社と同じく、戦前はドイツの有名な航空機メーカーの1つでした。第二次世界大戦は自動車の汎用エンジンやスクーターを生産。1956年からは当時欧州でのミニカーブームにあわせて、2人乗りの超小型3輪乗用車『ハインケル・キャビーネ』の生産を始めました。
 航空機的な技術や発想によるモノコックボディを採用。車体前面が大きく開くドアやシャボン玉のような特異なウィンドウと色んな面で独創的でした。またイセッタより軽量で安定性も優れ、当時は「車輪の付いた航空機」とさえ呼ばれていました。
 この『ハインケル・キャビーネ 150型』は初期型で、空冷4サイクル175cc 9.2馬力の単気筒エンジンで、後輪1輪を駆動します。(後期型の153型からは、エンジンが200cc 10馬力に拡大され、さらに154型は安定性や乗り心地向上のため後輪が複輪となる。)
 『ハインケル・キャビーネ』は、ドイツ国内では1958年まで生産され、後に英国のトロージャン社で『トロージャン・キャビン』の名前で1966年まで生産・販売が続けられました。

緒元表
Heinkel・kabine Typ150 (1956-1958)
     原動機方式 407 B-0
           強制空冷式4サイクル単気筒 OHC
          内径/行程(mm)  60.0×61.5
          圧縮比   7.4
          排気量    174cc
          最高出力(PS/rpm) 9.2/5,500
          最大トルク(kg.m/rpm) 1.35/4,500
     最高速度  86km/h
     クラッチ  湿式多(4)板
     全長×全幅×全高(m) 2.55×1.37×1.32
          軸距(m)   1.76
     輪距(m)   1.225
          最低地上高(m)  0.125
     最小回転円径(m)  8.0
          車両重量(kg)  243
          積載重量(kg)  475
          フレーム 航空機規格の鋼管フレーム
     ボデー  薄鋼板
     前輪懸架装置 前2輪とも独立懸架 緩衝は油圧ダンパー付コイルスプリング
     後輪懸架装置 緩衝は油圧ダンパー付コイルスプリング1本
     制動装置 足踏ブレーキは前2輪:油圧式ドラムブレーキ
          駐車用ハンドブレーキ:後輪の機械式ドラムブレーキ
     タイヤ  3輪とも4.40-10

開閉できる三角窓は、いいお天気で暑くなる車内には、とても有効な快適装置ですが、この扇風機も説得力があります。

リアには、魅力的なGoodsが、、、欲しいなぁ~ (BAKA)

カップルでお乗りのハインケル、、、微笑ましい光景です。

いいですねぇ~ 


京都・嵐山の旧車イベント

2011-05-08 | Car

 とてもいいお天気の日曜日、新名神を走って京都は嵐山へ 目的は、嵐山・高雄パークウエイで行われるイベントの見学です。ナビにイベント会場の展望台を入力したのですが、有料道路上の駐車場というのを入力ミス、、、お陰で、こんな道走るんかいなぁ~っていう感じの狭い山道にはまってしまいました

なんとなく、家の裏の杉の枝打ちの写真が被りますw

で、、、なんとかUターンして、有料道路を目指しました。

会場に到着すると、おぉ~って感じの車だらけです。

たくさんパチパチと写真を撮影しましたので、そのあたりは、またネタにしたいと思います。Maserati仲間にもお会いし、なんやかんやと楽しくお話もできました。初めてのイベントに知り合いがいるのは、心強いですね ホッ

定期的に開催されているこのイベントも、大震災の関係で4月は中止になったそうです。今回は、いつもは無料の参加費を義援金として徴収するということで、参加資格のないPANDAでの見学ですが、わずかながら協力させていただきました。

さて、今回の急な参加は、前のblogネタを読まれた方はおわかりでしょうが、トロージャンにお乗りの“やうじさん”が参加されるということで、ぜひ拝見させていただきたいと思い、駆けつけたというわけです。

やうじさんのトロージャンです。 えぇなぁ~

4ストローク単気筒のエンジンは、右奥にミドシップマウントされています。リアのショックは1本なんですね。

運転席に座らせていただきました。気分はトロージャンオーナーwww

右が元祖ハインケルで、左がトロージャンです。エンブレム以外に違いはよくわかりません。。。

やうじさんのご好意で、助手席での体験走行を楽しみました。コメントは、「凄いなぁ~」だけ。。。オイオイ 

 

まぁ、結局、“凄い”欲しいなぁ~って感じかなぁ~

で、そのいけない物欲を押さえるべく、会場で売っていたメッサーシュミットのガレージキットをGetしてきました。小さい方はオマケでいただきました

まぁ、これくらいで押さえておかないと、エライことになりそうな予感がします。。。

やうじさん、ありがとうございました!