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昨日、夕方にスターアイズにnoonのライブに行く前は映画を観たり、買い物に行ってたりしました。
午前中は、伏見ミリオン座で1本映画を観ました。もう1本観たい映画がありましたが、
買い物の用事もあったので、スケジュール的に無理だったので、また上映期間中に
スケジュールが合えば観ようと思います。「箱男」はドキュメンンタリーでも、事実に
基づいた話でもありませんが、原作が安倍公房で、出演している俳優陣も良くて魅力的だったので、
こちらの映画を観ることにしました。
内容は、作家・安部公房が1973年に発表した同名長編小説を、鬼才・石井岳龍監督が映画化。
ダンボールを頭からすっぽりと被った姿で都市をさまよい、覗き窓から世界を覗いて妄想を
ダンボールを頭からすっぽりと被った姿で都市をさまよい、覗き窓から世界を覗いて妄想を
ノートに記述する「箱男」。それは人間が望む最終形態であり、すべてから完全に
解き放たれた存在だった。カメラマンの“わたし”は街で見かけた箱男に心を奪われ、
自らもダンボールを被って箱男として生きることに。そんな彼に、数々の試練と危険が襲いかかる。
なかなか強烈な世界観でしたね。難解といえば難解なのだが、そこは観た人が好きに
解釈しても良いような気がするし、何回か観るのもありな映画かなと思います。
俳優陣が良いので、阿部公房の世界観が表現できているような気がします。永瀬正敏 、
浅野忠信、佐藤浩市、白本彩奈が素晴らしいですね。まあ、この4人以外は殆ど
出てこないのですけどね。何十年も前の原作だが、テーマは心の問題なのでっ全然今でも通用します。
というか、より現代にそったテーマになっているのかも。考えさせられる事が多い映画。
これは、また観たいかもという位。
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